今、韓国で大バズリしているのが「タンフル」。串刺しのさまざまなフルーツを飴でコーティングしたもので、日本の「いちご飴」にそっくりなんです。
パリパリ甘~い♡「ツヤツヤいちご飴」に挑戦♪薄~く餡がけするにはコツがある⁉
韓国で大人気!「タンフル」は様々な種類がある飴掛けフルーツ
「タンフル」は今、韓国で大人気のスイーツとのこと。串に刺したフルーツに飴を掛けたもので、さまざまな種類がありますよ。
こんな時間にタンフル宅配してくれる韓国最&高以外ない pic.twitter.com/Ljt5W0k2rc— たかな (@c5riingoc5) February 8, 2024
韓国で「タンフル」を購入した方のX(旧Twitter)を発見♪みかん、パイナップル、ぶどうなどなど、様々な種類の「タンフル」が!韓国では宅配で購入出来るくらい、メジャーみたいです。
なのでタンフル食べました。 pic.twitter.com/58Y1Hde1J6— (@JSJK1215) February 7, 2024
こちらの方は食べ歩きスイーツとして購入したよう。みかん丸ごとの「タンフル」もあるのですね!
日本にも「いちご飴」がありますが、これも「タンフル」と言えますね。
「タンフル」の起源は中国の「糖葫芦(タンフール)」
韓国で大人気の「タンフル」。韓国発のスイーツかと思いきや…。実は、中国の北部、北京や天津周辺が発祥の冬のスイーツで、りんごに似た山査子(サンザシ)に飴を掛けた串刺しのスイーツ「糖葫芦(タンフール)」が起源とのこと。
这才是真的糖葫芦。 pic.twitter.com/fu1k7Aywij— . (@acbcccd_) February 8, 2024
中国からポストされたXに、「糖葫芦(タンフール)」の画像がありました。手前がいちごで奥が山査子。どちらも飴が掛かっているのでツヤツヤとしています。
中国の「糖葫芦(タンフール)」も、韓国の「タンフル」もそっくりですね。
「タンフル」のことを調べていたら、韓国発のYouTubeの料理チャンネル『韓国飯じゅん』で作り方を紹介していました。投稿者の方は流暢な日本語を話していたので、韓国在住の日本人か、ネイティブ並みの日本語を話す韓国人だと思います。こちらのレシピを参考に筆者も作ってみることに♪
材料はたった3つ♪「タンフル」を作ってみた!
お好きなフルーツで作れますが、果汁が出にくいフルーツを選ぶのがおすすめです。今回は動画で作っていた、みかんとりんごで試してみます。
【材料】(作りやすい分量)
お好きなフルーツ…好きなだけ ※今回はみかん2個、りんご1/2個を用意
白砂糖…80g ※グラニュー糖でも可
水…40ml
1.みかんは皮を剥いて割り箸に刺します。りんごは、食べやすい大きさに切ってから竹串に刺します。
丸ごとのみかんは重たいので、割り箸を刺してくださいね。
2.鍋に砂糖と水を入れて中火で加熱し、少し色づいたら弱火にします。黄金色になるまで煮詰めましょう。
砂糖が溶け切る前にかき混ぜてしまうと、砂糖が結晶化して飴がざらざらになってしまいます。そのため、砂糖が完全に溶けるまで触らずに溶かしてくださいね。
中火で3分ほど加熱すると、うっすら色が付いてきたので、弱火にして5分ほど煮詰めました。
シロップを水に垂らしてすぐ固まるくらいになれば、飴は完成。火を止めてくださいね。
3.飴にみかんとりんごをくぐらせて、網の上で固めます。
シロップを煮詰めると飴が少量になったので、浸しやすいような器に移し変えました。割り箸に刺したみかんをひと回しして、飴を絡めます。丸ごとみかんは果汁が出ていないので、スムーズに飴掛け出来ました♪
ところが…。
竹串に刺したりんごは先端の1つしか浸らず、しかも、飴がすぐに固まってしまいました。
急きょ、電子レンジ(600W)で30秒加熱すると飴は溶けましたが、色が濃くなり、べっ甲飴のような色に。
りんごは1個だけ竹串に刺すことにして、飴が溶けている間に素早く浸して飴掛けしました。「タンフル」は、時間勝負のスイーツ!シンプルな工程ですが、手際のよさが問われますね。
飴掛け出来たのは丸ごとみかん2個とひと口サイズのりんご7個でした。この後は飴が固まるまで、15分ほど置いておきます。
ちなみに飴掛け出来なかったりんごは、そのままいただきました。
飴がツヤツヤで美しい♪噛むたびにザクザク&パリパリでとっても甘い!
韓国で大人気だという「タンフル」が完成しました♪「丸ごとみかんタンフル」はきれいに飴掛け出来て、表面がツヤツヤ!
割り箸に刺したままだと、こんな感じ。インパクトはありますが、丸ごとだと大きくて食べづらいので、食べ歩きにはちょっと向かなそうですね。
割り箸を抜いて手掴みで食べると、外側がザクザク!中のみかんがとってもジューシーです。飴がとっても甘いので、みかんが少し酸っぱく感じるくらい。でも、口の中で合わさるとみかんジュースのような甘さに♪
丸ごとみかんは食べ応えがあり、みかんの新たな魅力にも出会えるおいしさでした。
「りんごのタンフル」は、こちら。飴が固まり出したので上手にまとわせるのが難しく、切ったりんごから果汁が出るので、丸ごとみかんに比べると、きれいにコーティング出来ませんでした。
でも、「りんごのタンフル」は、竹串のままひと口で食べられるのがうれしい!食べてみると、固まっている部分はパリパリ。中のりんごのシャキシャキ感と合わさって、食感が楽しいですよ。でも、べっ甲飴とりんごを一緒に食べているといった、そのままな感じの味です。
飴を全面にきれいにコーティング出来ていたら、もう少し感動的なおいしさを感じたのかも。
ちなみに、飴掛け出来なかったりんごは、「タンフル」を固めている時に垂れて固まった、べっ甲飴のかけらを乗せていただきました。べっ甲飴のかけらがアート作品のようだったので、トッピングにもってこいでした。
フルーツに砂糖と水…韓国で大バズリの「タンフル」は手軽に作れます♪
韓国で話題沸騰中のスイーツ「タンフル」は、お好みのフルーツ、砂糖、水だけで作れる材料レスなスイーツでした。
砂糖水を煮詰めて飴を作り、フルーツを浸してコーティングするというシンプルな作り方ですが、飴がすぐに固まりやすいのが難点。きれいに仕上げるには、作り慣れる必要があるなと感じました。
でも、家で食べるおやつなら少しくらい不格好でも無問題♪ザクザクとした飴の食感とジューシーなフルーツのコンビネーションが新鮮なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
<糖葫芦 参考サイト>
「Travel Note~糖葫芦(タンフール)はサンザシの飴がけ!天津のりんご飴は冬のおやつ!~」
https://travel-noted.jp/posts/5368
カラフルでSNS映えするのもあり、食べ歩きスイーツとして人気を集めているそう。日本でもジワジワと人気が出てきていますよ。韓国発のスイーツかと思いきや、起源は中国の「糖葫芦(タンフール)」というサンザシの飴掛けなんですって。中韓で愛されている「タンフル」を作ってみます♪
パリパリ甘~い♡「ツヤツヤいちご飴」に挑戦♪薄~く餡がけするにはコツがある⁉
韓国で大人気!「タンフル」は様々な種類がある飴掛けフルーツ
「タンフル」は今、韓国で大人気のスイーツとのこと。串に刺したフルーツに飴を掛けたもので、さまざまな種類がありますよ。
こんな時間にタンフル宅配してくれる韓国最&高以外ない pic.twitter.com/Ljt5W0k2rc— たかな (@c5riingoc5) February 8, 2024
韓国で「タンフル」を購入した方のX(旧Twitter)を発見♪みかん、パイナップル、ぶどうなどなど、様々な種類の「タンフル」が!韓国では宅配で購入出来るくらい、メジャーみたいです。
なのでタンフル食べました。 pic.twitter.com/58Y1Hde1J6— (@JSJK1215) February 7, 2024
こちらの方は食べ歩きスイーツとして購入したよう。みかん丸ごとの「タンフル」もあるのですね!
日本にも「いちご飴」がありますが、これも「タンフル」と言えますね。
「タンフル」の起源は中国の「糖葫芦(タンフール)」
韓国で大人気の「タンフル」。韓国発のスイーツかと思いきや…。実は、中国の北部、北京や天津周辺が発祥の冬のスイーツで、りんごに似た山査子(サンザシ)に飴を掛けた串刺しのスイーツ「糖葫芦(タンフール)」が起源とのこと。
这才是真的糖葫芦。 pic.twitter.com/fu1k7Aywij— . (@acbcccd_) February 8, 2024
中国からポストされたXに、「糖葫芦(タンフール)」の画像がありました。手前がいちごで奥が山査子。どちらも飴が掛かっているのでツヤツヤとしています。
中国の「糖葫芦(タンフール)」も、韓国の「タンフル」もそっくりですね。
「タンフル」のことを調べていたら、韓国発のYouTubeの料理チャンネル『韓国飯じゅん』で作り方を紹介していました。投稿者の方は流暢な日本語を話していたので、韓国在住の日本人か、ネイティブ並みの日本語を話す韓国人だと思います。こちらのレシピを参考に筆者も作ってみることに♪
材料はたった3つ♪「タンフル」を作ってみた!
お好きなフルーツで作れますが、果汁が出にくいフルーツを選ぶのがおすすめです。今回は動画で作っていた、みかんとりんごで試してみます。

【材料】(作りやすい分量)
お好きなフルーツ…好きなだけ ※今回はみかん2個、りんご1/2個を用意
白砂糖…80g ※グラニュー糖でも可
水…40ml
1.みかんは皮を剥いて割り箸に刺します。りんごは、食べやすい大きさに切ってから竹串に刺します。

丸ごとのみかんは重たいので、割り箸を刺してくださいね。
りんごは果汁が出るので、キッチンペーパーで吸い取っておくと、飴掛けしやすくなりますよ。
2.鍋に砂糖と水を入れて中火で加熱し、少し色づいたら弱火にします。黄金色になるまで煮詰めましょう。

砂糖が溶け切る前にかき混ぜてしまうと、砂糖が結晶化して飴がざらざらになってしまいます。そのため、砂糖が完全に溶けるまで触らずに溶かしてくださいね。

中火で3分ほど加熱すると、うっすら色が付いてきたので、弱火にして5分ほど煮詰めました。

シロップを水に垂らしてすぐ固まるくらいになれば、飴は完成。火を止めてくださいね。
3.飴にみかんとりんごをくぐらせて、網の上で固めます。

シロップを煮詰めると飴が少量になったので、浸しやすいような器に移し変えました。割り箸に刺したみかんをひと回しして、飴を絡めます。丸ごとみかんは果汁が出ていないので、スムーズに飴掛け出来ました♪
ところが…。
竹串に刺したりんごは先端の1つしか浸らず、しかも、飴がすぐに固まってしまいました。

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急きょ、電子レンジ(600W)で30秒加熱すると飴は溶けましたが、色が濃くなり、べっ甲飴のような色に。

りんごは1個だけ竹串に刺すことにして、飴が溶けている間に素早く浸して飴掛けしました。「タンフル」は、時間勝負のスイーツ!シンプルな工程ですが、手際のよさが問われますね。

飴掛け出来たのは丸ごとみかん2個とひと口サイズのりんご7個でした。この後は飴が固まるまで、15分ほど置いておきます。
ちなみに飴掛け出来なかったりんごは、そのままいただきました。
飴がツヤツヤで美しい♪噛むたびにザクザク&パリパリでとっても甘い!

韓国で大人気だという「タンフル」が完成しました♪「丸ごとみかんタンフル」はきれいに飴掛け出来て、表面がツヤツヤ!

割り箸に刺したままだと、こんな感じ。インパクトはありますが、丸ごとだと大きくて食べづらいので、食べ歩きにはちょっと向かなそうですね。
割り箸を抜いて手掴みで食べると、外側がザクザク!中のみかんがとってもジューシーです。飴がとっても甘いので、みかんが少し酸っぱく感じるくらい。でも、口の中で合わさるとみかんジュースのような甘さに♪
丸ごとみかんは食べ応えがあり、みかんの新たな魅力にも出会えるおいしさでした。

「りんごのタンフル」は、こちら。飴が固まり出したので上手にまとわせるのが難しく、切ったりんごから果汁が出るので、丸ごとみかんに比べると、きれいにコーティング出来ませんでした。
でも、「りんごのタンフル」は、竹串のままひと口で食べられるのがうれしい!食べてみると、固まっている部分はパリパリ。中のりんごのシャキシャキ感と合わさって、食感が楽しいですよ。でも、べっ甲飴とりんごを一緒に食べているといった、そのままな感じの味です。
飴を全面にきれいにコーティング出来ていたら、もう少し感動的なおいしさを感じたのかも。

ちなみに、飴掛け出来なかったりんごは、「タンフル」を固めている時に垂れて固まった、べっ甲飴のかけらを乗せていただきました。べっ甲飴のかけらがアート作品のようだったので、トッピングにもってこいでした。
フルーツに砂糖と水…韓国で大バズリの「タンフル」は手軽に作れます♪

韓国で話題沸騰中のスイーツ「タンフル」は、お好みのフルーツ、砂糖、水だけで作れる材料レスなスイーツでした。
砂糖水を煮詰めて飴を作り、フルーツを浸してコーティングするというシンプルな作り方ですが、飴がすぐに固まりやすいのが難点。きれいに仕上げるには、作り慣れる必要があるなと感じました。
でも、家で食べるおやつなら少しくらい不格好でも無問題♪ザクザクとした飴の食感とジューシーなフルーツのコンビネーションが新鮮なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
いちごや皮付きのぶどうだと、さらに作りやすいと思います!
<糖葫芦 参考サイト>
「Travel Note~糖葫芦(タンフール)はサンザシの飴がけ!天津のりんご飴は冬のおやつ!~」
https://travel-noted.jp/posts/5368
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