ようやく春が到来!でも「花冷え」という言葉があるように、たまに芯から冷えるような寒い日もあるんですよね…。でも大丈夫!そんな日にピッタリな「りんごのスープ」を鹿児島県の農家に教わったんです。
その名の通り、りんごをジュースじゃなくてスープにしちゃうんですよ~。すりおろしてコトコト煮込み、赤ワインを加えるから深い味わいになりそう♡寒い日や風邪を引いたときに体を労わってくれる一品、さっそく作ってみましょう♪

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皮ごとすりおろしてピンク色♡「りんごのスープ」

【温活レシピ】りんご煮詰めて「ポカポカになるスープ」作ってみた!赤ワイン&とろみがシミる♡【農家直伝】


材料(4人分)
りんご...1個
レモン汁...小さじ4
水...400ml
砂糖...大さじ2
赤ワイン...大さじ4
水溶きコーンスターチ※...適量
りんごの薄切り...お好みで

※今回はコーンスターチ大さじ1を水大さじ1に溶かしました

作り方
1.りんごは皮ごとすりおろす。

【温活レシピ】りんご煮詰めて「ポカポカになるスープ」作ってみた!赤ワイン&とろみがシミる♡【農家直伝】


りんごは半分に切ってヘタを取り、芯を残すようにして皮ごとすりおろしました。
丸ごとすりおろしても大丈夫そうです♪

【温活レシピ】りんご煮詰めて「ポカポカになるスープ」作ってみた!赤ワイン&とろみがシミる♡【農家直伝】


2.鍋に1とレモン汁、水を入れて火にかけ、全体が薄く色づくまでしっかり煮る。

【温活レシピ】りんご煮詰めて「ポカポカになるスープ」作ってみた!赤ワイン&とろみがシミる♡【農家直伝】


弱めの中火で約7分、アクを取りながらコトコトと煮ました。

【温活レシピ】りんご煮詰めて「ポカポカになるスープ」作ってみた!赤ワイン&とろみがシミる♡【農家直伝】


皮の色が抜けて全体がほんのりピンク色になりました♪

3.2に砂糖と赤ワインを加えて火にかけ、アルコールを飛ばす。水溶きコーンスターチを加えてとろみがついたら、カップに注ぎ、薄切りしたりんごを浮かべて完成。

【温活レシピ】りんご煮詰めて「ポカポカになるスープ」作ってみた!赤ワイン&とろみがシミる♡【農家直伝】


赤ワインのアルコールは加熱して飛ばしますが、お酒の風味が苦手な方は赤ワイン無しでもOK。その場合は、砂糖大さじ1(分量外)を足すとおいしくなります。

【温活レシピ】りんご煮詰めて「ポカポカになるスープ」作ってみた!赤ワイン&とろみがシミる♡【農家直伝】


赤ワインを加えると一気に鮮やかになりました♡

色鮮やかな見た目で優雅な気分になりますね!お気に入りのカップに注いでみました。
さあ、温かいうちにいただきましょう♪

午後のティータイムっぽく、クラッカーにクリームチーズとジャムを乗せた軽食と一緒にいただきました。

ひと口ごくん...。
りんごのやさしい甘みがじんわりと体に染みわたり温まる~。心も体もホッと癒されます。
とろりとした喉ごしで、これまたやさしい♡
「温めたりんごジュース」のお味を想像していましたが、赤ワインを加えることでコクと風味が増し、リッチな味わいに仕上がっています。とろみがあるので、確かにジュースというよりもスープという名が相応しいです。

クッキーなどの焼き菓子、サンドイッチやパンなどの軽食にも合いそうです。

温かいのでスープとして、トーストなどの洋食と合いそう。
もちろんドリンクとしてもおすすめで、まったり過ごしたい日の午後や夜遅くの飲み物に、読書や映画鑑賞など趣味時間のお供に、カップにたっぷりと注いでいただきたいですね。
とろみがあり温かいので、食欲がない時や風邪を引いた時、冷えが気になる時にも良さそうです!

果肉たっぷりでとろみもあるので満足感もあります。

レシピで「とろみをつける」といえば、片栗粉を使うことが多いですが、今回はコーンスターチを使いました。
調べてみると、片栗粉はじゃがいもが原料で風味も少しあるので和食や中華の餡やとろみ付けによく使われ、コーンスターチはトウモロコシを原料とし、比較的味に影響せず、低温でもとろみを保つことができるのでプリンやカスタードクリームなどの洋菓子に用いられるそうです。
味がシンプルで冷えてもとろりとしたのどごしを味わいたい今回のような料理には、コーンスターチが合いそうですね。
揚げ衣など小麦粉の代用にもなるそうなので、常備しておいても良さそうです!

やさしい甘さに癒される「りんごのスープ」。
みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、鹿児島県JAあいらの広報誌『あいら』2023年3月号より、女性部 加治木支部からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://ja-aira.or.jp/wp-content/uploads/2023/03/magazine2303.pdf
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