キムチやプルコギ、タッカルビなどの韓国料理には欠かせない合わせ調味料「ヤンニョム」。そんなヤンニョムをインスタント麺に塗り込んで1時間ほど漬け、水を加えながら炒めて焼きそば風に仕上げるというユニークな料理をTBS『ララLIFE』で紹介していました。
【5分で晩ご飯】練りラー油とマヨを冷凍唐揚げにオンして巻き巻き♪「ヤンニョムチキン手巻き」に挑戦!
インスタント麺のヤンニョム漬け⁉
画像:フォトAC
インスタント麺をヤンニョムで漬けるというユニークなレシピを紹介していたのは、TBS『ララLIFE』の鈴木亜美さんがゲストの回。西日本最大級のコリアンタウン、大阪の鶴橋で辛い物好きな亜美さんが、最強のキムチ作りに挑戦するという企画でした。
鶴橋にあるキムチ専門店「黄さんの手造りキムチ」の黄さんに、韓国の合わせ調味料「ヤンニョム」の作り方を教わった後、「ヤンニョムに具材を漬け込めば何でもキムチになる」ということで、いろいろな食材を漬け込んでいました。
その中のひとつが、今回挑戦する「インスタント麺」。インスタント麺にヤンニョムを塗り込むという斬新な発想とそのビジュアルにわたしは興味津々(笑)。
番組の中で亜美さんが黄さんから教わっていたヤンニョムは、アミエビの塩辛、乾燥アミエビ、イワシ魚醤など、近所のスーパーで揃えるにはけっこう手ごわい材料。そこで今回は、身近にある材料で手軽に作れるヤンニョムレシピはないかと探して見つけたYouTubeチャンネル「チェさんの韓国料理レシピ」のヤンニョムレシピで代用することに。
チェさんのヤンニョムの材料は、しょうゆ、コチュジャン、唐辛子の粉、料理酒、砂糖、おろしにんにくと日本でも手に入るものばかり。ちなみに、チェさんは大阪市東住吉区にある韓国料理店「大阪韓国料理CHOI(チェ)」のご主人のようなので、韓国人料理人の直伝ヤンニョムというわけです。
ただ、チェさんのヤンニョムは”炒め料理”と書いてあり、どうやら炒め物用のヤンニョム。亜美さんが鶴橋で黄さんに教わっていたのはキムチを漬けるときのヤンニョム。
チェさんの「万能ヤンニョム」の材料と作り方
【材料】
しょうゆ…大さじ5
コチュジャン…大さじ1
赤唐辛子の粉…大さじ3
料理酒…大さじ1
砂糖…大さじ2
おろしにんにく…大さじ1
ゴマ油…大さじ1
白いりゴマ…大さじ1
黒こしょう…少し
にんにくは生のにんにくをおろして使うことに。実際に作ってみると、1回では使い切れないほどたっぷりヤンニョムができたので、大さじではなく小さじで計量すればよかったなと思います。
【作り方】
1. 材料をすべてボウルに入れ、混ぜれば出来上がり。
混ぜるだけなのでとっても簡単。見るからに辛そうで濃厚そうなヤンニョム(笑)。ゴマ油とにんにくの香りが食欲を刺激します。
ヤンニョムの準備ができたので、亜美さんが番組でやっていたようにインスタント麺にヤンニョムを塗り込んで、焼きそばを作ってみましょう。
ヤンニョムに漬けたインスタント麺で焼きそばを作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】1人分
インスタントラーメンの麺…1個
ヤンニョム…50g
水…150ml
◆仕上げ
ゴマ油…適量
【作り方】
1. インスタント麺の両面にヤンニョムを塗り込みます。
2. 1をラップで包んで冷蔵庫で1時間漬け込みます。
下の画像が1時間漬け込んだもの。
なんとなくヤンニョムが麺に馴染んだような気もしますが、さほど違いはないようです(笑)。
3. フライパンに水とインスタント麺を入れます。
火にかけ、麺をほぐしながら炒めます。火加減は中火にしました。
最初、水50mlほどを入れて様子を見ましたが、インスタント麺をやわらかくするには全然足りず、結局、加熱を始めてすぐ、残りの水を入れることに(笑)。なので、最初から水150mlを全部入れてしまっても良いと思います。
作り方は、袋麺タイプの「日清焼きそば」を作るときと同じでいいみたいです。
3分ほど加熱したら、麺もやわらかくなり、ほぐれました。
最後にゴマ油をひとまわしして混ぜて出来上がり。なんとなく殺風景だったので、長ねぎの小口切りと韓国のり、白すりゴマ(各分量外)をトッピングしました。
調理時間は、インスタント麺にヤンニョムを漬け込む時間を除いて5分。ただ、炒めるだけなのでとっても簡単です。
では、いただきます!
おっ、ザ・韓国という王道の味付け。辛くて濃厚、そして甘味もあるコチュジャンが全面に出た焼きそばです。麺にもヤンニョムがしっかり染み込んでいます。
亜美さんはキムチ用のヤンニョムで作っていたので、「韓国風キムチ焼きそば」ということでしたが、今回作ったヤンニョムは、炒め物に使うヤンニョム。やっぱりキムチっぽい味はまったくしません(笑)。あらためて亜美さんが番組で教えてもらっていたヤンニョムレシピを確認すると、わたしが作った焼きそばのメインの味になっているコチュジャンは入っていませんでした。
…ということで、亜美さんが作っていた焼きそばとはかなり味が違うかと思いますが、これはこれでアリ。
炒め物用のヤンニョムなので、麺を炒める焼きそばにもよく合います。以前、韓国旅行に行ったとき、庶民的なお店でこんな味の麺料理を食べたことを思い出しました。
かなり辛そうにみえますが、韓国の唐辛子を使ったので、辛さもほどほどで、同時に甘味もしっかり感じます。甘辛濃厚なコチュジャンが前面に出たコク旨焼きそばといったところ。
番組で、亜美さんにヤンニョムの作り方を教えていた黄さんは「乾麺をヤンニョムに漬け込むことで、生麺のようなモチモチになります」と言っていました。
『ララLIFE』で紹介していたインスタント麺をヤンニョムで漬け込むという斬新な発想で作る焼きそば。キムチ用のヤンニョムではなく、炒め物用のヤンニョムで作ってみましたが、キムチとはまた違ったコチュジャンベースの韓国風焼きそばに仕上がりました。
さて、今回作ったヤンニョム…下の画像のようにまだまだ大量に残っています(笑)。
番組で亜美さんは乾麺以外の食材もヤンニョムで漬け込んでいたので、その中から、興味深かった食材を試してみることに。
この続きは、別記事で紹介しますね。
辛い物好きな鈴木亜美さんがゲストの回で、大阪の鶴橋でヤンニョムを学び、いろいろな食材を漬けてみるという企画の中の一品。興味深いので試してみることに!
【5分で晩ご飯】練りラー油とマヨを冷凍唐揚げにオンして巻き巻き♪「ヤンニョムチキン手巻き」に挑戦!
インスタント麺のヤンニョム漬け⁉

キムチ
画像:フォトAC
インスタント麺をヤンニョムで漬けるというユニークなレシピを紹介していたのは、TBS『ララLIFE』の鈴木亜美さんがゲストの回。西日本最大級のコリアンタウン、大阪の鶴橋で辛い物好きな亜美さんが、最強のキムチ作りに挑戦するという企画でした。
鶴橋にあるキムチ専門店「黄さんの手造りキムチ」の黄さんに、韓国の合わせ調味料「ヤンニョム」の作り方を教わった後、「ヤンニョムに具材を漬け込めば何でもキムチになる」ということで、いろいろな食材を漬け込んでいました。
その中のひとつが、今回挑戦する「インスタント麺」。インスタント麺にヤンニョムを塗り込むという斬新な発想とそのビジュアルにわたしは興味津々(笑)。
番組の中で亜美さんが黄さんから教わっていたヤンニョムは、アミエビの塩辛、乾燥アミエビ、イワシ魚醤など、近所のスーパーで揃えるにはけっこう手ごわい材料。そこで今回は、身近にある材料で手軽に作れるヤンニョムレシピはないかと探して見つけたYouTubeチャンネル「チェさんの韓国料理レシピ」のヤンニョムレシピで代用することに。
チェさんのヤンニョムの材料は、しょうゆ、コチュジャン、唐辛子の粉、料理酒、砂糖、おろしにんにくと日本でも手に入るものばかり。ちなみに、チェさんは大阪市東住吉区にある韓国料理店「大阪韓国料理CHOI(チェ)」のご主人のようなので、韓国人料理人の直伝ヤンニョムというわけです。
ただ、チェさんのヤンニョムは”炒め料理”と書いてあり、どうやら炒め物用のヤンニョム。亜美さんが鶴橋で黄さんに教わっていたのはキムチを漬けるときのヤンニョム。
ヤンニョムにもいろいろあるようです。味は亜美さんが作ったものと違うとは思いますが、今回はチェさんのヤンニョムで作ってみまーす!
チェさんの「万能ヤンニョム」の材料と作り方

材料
【材料】
しょうゆ…大さじ5
コチュジャン…大さじ1
赤唐辛子の粉…大さじ3
料理酒…大さじ1
砂糖…大さじ2
おろしにんにく…大さじ1
ゴマ油…大さじ1
白いりゴマ…大さじ1
黒こしょう…少し
にんにくは生のにんにくをおろして使うことに。実際に作ってみると、1回では使い切れないほどたっぷりヤンニョムができたので、大さじではなく小さじで計量すればよかったなと思います。
【作り方】
1. 材料をすべてボウルに入れ、混ぜれば出来上がり。

ヤンニョム

ヤンニョム
混ぜるだけなのでとっても簡単。見るからに辛そうで濃厚そうなヤンニョム(笑)。ゴマ油とにんにくの香りが食欲を刺激します。

ヤンニョム
ヤンニョムの準備ができたので、亜美さんが番組でやっていたようにインスタント麺にヤンニョムを塗り込んで、焼きそばを作ってみましょう。
ヤンニョムに漬けたインスタント麺で焼きそばを作ってみた!
材料と作り方はこちら。

材料
【材料】1人分
インスタントラーメンの麺…1個
ヤンニョム…50g
水…150ml
◆仕上げ
ゴマ油…適量
【作り方】
1. インスタント麺の両面にヤンニョムを塗り込みます。

ヤンニョム
2. 1をラップで包んで冷蔵庫で1時間漬け込みます。

ヤンニョム
下の画像が1時間漬け込んだもの。
なんとなくヤンニョムが麺に馴染んだような気もしますが、さほど違いはないようです(笑)。

インスタント麵
3. フライパンに水とインスタント麺を入れます。

インスタント麺
火にかけ、麺をほぐしながら炒めます。火加減は中火にしました。
最初、水50mlほどを入れて様子を見ましたが、インスタント麺をやわらかくするには全然足りず、結局、加熱を始めてすぐ、残りの水を入れることに(笑)。なので、最初から水150mlを全部入れてしまっても良いと思います。
作り方は、袋麺タイプの「日清焼きそば」を作るときと同じでいいみたいです。
3分ほど加熱したら、麺もやわらかくなり、ほぐれました。

焼きそば

焼きそば
最後にゴマ油をひとまわしして混ぜて出来上がり。なんとなく殺風景だったので、長ねぎの小口切りと韓国のり、白すりゴマ(各分量外)をトッピングしました。

焼きそば
調理時間は、インスタント麺にヤンニョムを漬け込む時間を除いて5分。ただ、炒めるだけなのでとっても簡単です。
では、いただきます!

焼きそば
おっ、ザ・韓国という王道の味付け。辛くて濃厚、そして甘味もあるコチュジャンが全面に出た焼きそばです。麺にもヤンニョムがしっかり染み込んでいます。
亜美さんはキムチ用のヤンニョムで作っていたので、「韓国風キムチ焼きそば」ということでしたが、今回作ったヤンニョムは、炒め物に使うヤンニョム。やっぱりキムチっぽい味はまったくしません(笑)。あらためて亜美さんが番組で教えてもらっていたヤンニョムレシピを確認すると、わたしが作った焼きそばのメインの味になっているコチュジャンは入っていませんでした。
…ということで、亜美さんが作っていた焼きそばとはかなり味が違うかと思いますが、これはこれでアリ。

焼きそば
炒め物用のヤンニョムなので、麺を炒める焼きそばにもよく合います。以前、韓国旅行に行ったとき、庶民的なお店でこんな味の麺料理を食べたことを思い出しました。
かなり辛そうにみえますが、韓国の唐辛子を使ったので、辛さもほどほどで、同時に甘味もしっかり感じます。甘辛濃厚なコチュジャンが前面に出たコク旨焼きそばといったところ。

焼きそば
番組で、亜美さんにヤンニョムの作り方を教えていた黄さんは「乾麺をヤンニョムに漬け込むことで、生麺のようなモチモチになります」と言っていました。
使ったヤンニョムが違うので、どれほどモチモチなのかはわかりませんが、今回作った麺にもモチモチ感はあります。生麺のようかというと微妙ですが…(笑)。
『ララLIFE』で紹介していたインスタント麺をヤンニョムで漬け込むという斬新な発想で作る焼きそば。キムチ用のヤンニョムではなく、炒め物用のヤンニョムで作ってみましたが、キムチとはまた違ったコチュジャンベースの韓国風焼きそばに仕上がりました。
さて、今回作ったヤンニョム…下の画像のようにまだまだ大量に残っています(笑)。

ヤンニョム
番組で亜美さんは乾麺以外の食材もヤンニョムで漬け込んでいたので、その中から、興味深かった食材を試してみることに。
この続きは、別記事で紹介しますね。
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