餃子を作った時に少し余ってしまう皮。何かに使うだろうと冷蔵庫に入れておいても、気が付けばカチカチで使えない…。
料理系YouTuberのけんますさんも経験があるようで「余った餃子の皮を何とかしたい!」と活用レシピを考案。小麦粉から作られる餃子の皮がうどんやショートパスタの代わりになるのでは?とひらめいたそう。普段作る野菜炒めに入れたら「新食感!もちもち感がいい!」と大絶賛。筆者宅の冷蔵庫にも余った餃子の皮があったはず…。

新玉ねぎと春キャベツの最強タッグ!蒸し焼きの「キャベ玉」作ろう!柔らかくて甘くってとろっとろなのよ♡

けんますさんのX(旧Twitter)がこちら!

今日はこれで決まり!

18時30分にUPしますね~#拡散RTお願いします pic.twitter.com/SRX4cLVBz5— けんますと娘マネージャー (@kenmascooooking) April 15, 2024
けんますさんのX(旧Twitter)に「餃子のためだけに皮を買うのは時代遅れ」と書かれた内容がポストされていました。

レシピ考案者のけんますさんは、東京都葛飾区にあるラーメン店「麺 粥 けんけん」のご主人。YouTubeでチャンネル登録者数73.8万人の料理チャンネル『けんますクッキング』を運営し、簡単に作れるレシピを紹介しています。

今回作ってみる「餃子の皮入り肉野菜炒め」は、余った餃子の皮を何とかしたいという想いから誕生した料理。小麦粉から作られる餃子の皮が、うどんやショートパスタの食感に似るのでは?とひらめいたそうです。

餃子の皮は余ってしまうことが多々。ちょうど余った餃子の皮があるので、作ってみます♪

余った餃子の皮を活用!「餃子の皮入り肉野菜炒め」を作ってみた!

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


【材料】(2人分)
豚バラ薄切り肉…120g
餃子の皮…好きなだけ ※今回は7枚使用
春キャベツ…1/4個
玉ねぎ…1/4個
にんじん…適量 ※今回は1/2本使用
ニラ…少々 ※今回は3本使用
にんにく…1かけ
輪切り唐辛子…ひとつまみ
水…大さじ4
酒…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
中華ペースト…小さじ1
黒こしょう…適量
ゴマ油…小さじ1
サラダ油…大さじ1

1. 餃子の皮を半分に、春キャベツをざく切りに、玉ねぎ、にんじん、にんにくを薄切りに、ニラを適当な長さに、豚バラ肉を餃子の皮くらいの大きさに切ります。

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


野菜はレシピ内の物に限らず余っている野菜を活用くださいね。
餃子の皮は野菜炒めに加えやすいようにほぐしておきます。

2. サラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、にんにく、唐辛子、豚バラ肉を入れて炒め、玉ねぎを加えて透き通る程度に炒めます。

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


豚バラ肉は2分ほど炒めると全体が白っぽくなりました。野菜は火が通りにくい玉ねぎから炒めます。4分ほど炒めると透き通ったようになりました。

3. キャベツとにんじんを加えてしんなりとするまで炒めます。

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


3分ほど炒めるとキャベツとにんじんがしんなりとしました。

4. 水、酒、しょうゆ、中華ペースト、黒こしょうを加えて味をなじませ、餃子の皮をほぐして加えて、調味料の水分が無くなるまで炒めます。

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


餃子の皮が水分を吸いやすいので、水を加えて一般的な野菜炒めよりも水分が多い状態にするのがポイントです。

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


2分ほど炒めると餃子の皮が調味料を吸って水分が無くなりました。

5. ニラを加えてさっと混ぜ、ゴマ油を加えて香り付けします。

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


ニラはすぐに火が通るので最後に加えて混ぜます。
ゴマ油で香り付けしたら完成です!

餃子の皮がもっちり♪旨味を吸ったすいとんのようで食べ応えもアップ!

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


けんますさん考案の「餃子の皮入り肉野菜炒め」が完成しました。炒めている間に餃子の皮が丸まったり、くっついたりしましたが、豚バラ肉と同じくらいのサイズに切ったことで、具としての存在感が出ましたよ。

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


食べてみると、もっちもちで餃子の皮とは思えない食感!焼き餃子を作った時はどちらかというと皮が薄く感じますが、野菜炒めに入れて調味料を吸った餃子の皮は厚みを感じます。そして調味料の味が染み込んでいてとってもおいしい!

野菜炒め自体は、中華ペーストのおいしさが広がるうま塩系の味わいでお箸が進む味付けになっています。

生の状態だとペラペラの餃子の皮ですが、野菜炒めに入れるとすいとんにそっくりな食感になり、餃子の皮を具として使うのは大正解!とにんまり。これからは余った餃子の皮をいつまでも冷蔵庫にストックしておくことが無さそうです♪

包まないという発想の転換で、余った餃子の皮がおいしい具材に大変身!

【餃子の皮の超裏ワザ】え、パスタやうどん代わりに使う!?野菜炒めに投入すれば“もちもち新食感”なの♡


YouTubeの料理系チャンネル『けんますクッキング』で見つけた余った餃子の皮の活用レシピ「餃子の皮入り肉野菜炒め」は、餃子の皮をそのまま具材として使うアイデアレシピでした。

餃子の皮は小麦粉、水、塩が主な材料なので、うどんやショートパスタの代わりになると思い付いたけんますさんの予想通りに、もちもちとした平たいうどんやすいとんのような食感と味わいを楽しめました。

筆者も余った餃子の皮はとりあえず冷蔵保存していましたが、「餃子の皮入り肉野菜炒め」のおいしさを知ったので、余った餃子の皮が出てしまった時にはこのレシピで消費しようと決めました♪

余った餃子の皮をおいしく食べられる優秀なレシピなので、とってもおすすめですよ!ぜひ試してみてくださいね。
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