料理で使おうと思ったら、砂糖がカチカチに固まってゴロッとした塊になっていること、ありませんか?スプーンでガリガリ砕いてみても、固すぎてなかなか砕けないものもあり、ちょっと厄介。そんな「お砂糖カチカチ問題」を解決してくれるのは、なんと「食パン」だそう。
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「お砂糖カチカチ問題」は食パンで解決!
番組で、カチカチに固まった砂糖をサラサラにする方法を教えてくれたのは、創業120年の老舗砂糖メーカー「塩水港精糖」の総務担当、笠井貴文さん。
笠井さんによると、「砂糖の容器に食パンを入れてフタをし、一晩くらい寝かせるとサラサラの状態に戻る」とのこと。
たったこれだけ(笑)。とっても簡単な方法なので、すぐ試せますよね。
笠井さんによると、砂糖が固まる原因は、水分が抜けて「乾燥」するからなんだそう。
食パンを入れると、砂糖が食パンの水分を吸収し、元のサラサラ状態に戻るとか。その際、砂糖は臭いがつきやすい性質があるので、使用するパンはシンプルな「食パン」が、最適だそうです。
では、本当に食パンで固まった砂糖がサラサラになるのか、試してみましょう。
「食パン」で固まった砂糖がサラサラになるのか、試してみた!
今回試すのは、こちら。
わが家のガラス瓶に入った白砂糖。
いつの間にか、3~4cmほどの4つの大きな砂糖の塊が出来ていました。
スプーンでコンコンと叩いても、ビクともせず。
ここに、1/4にカットした8枚切りの食パンを入れ、フタをします。ちなみに、入れるパンの大きさは適当です(笑)。
これで、ひと晩ほど待つと、砂糖がサラサラの状態に戻るはず…。本当かなぁ?半信半疑(笑)。
せっかくなので、もうひとつ。
こちらは、プラスチックの保存容器に入った、てんさい糖。大きな5cmほどの塊が、ゴロッと2個もあります。こちらもカチカチ。
同じように、1/4にカットした8枚切りの食パンを入れ、フタをします。
パンとフタの間にあまり隙間がないので、ちょっとパンが潰されている感じだけど…。とりあえず、やってみよう。
これでひと晩、台所の机の上に放置します。ちなみに、室温は約30℃。超熱帯夜です。暑っ。
そして…。
ひと晩おいたものがこちら。
白砂糖が入ったガラス瓶には、けっこうな量の水滴が発生しています。
この水滴は、食パンから出た水分ということ?本来なら、この水分を砂糖が吸わないといけないんじゃ…とも思ったりしますが、どうなんでしょう?
フタを開けてみると、こんな感じ。
食パンを触ってみると、フワフワでしっとりしていた食パンが、潤いのないお肌のように、ちょっとカサカサして、かたくなっています。パンの耳以外の部分の厚みが、半分くらいになったような…。
では、肝心の砂糖はどうなっているでしょう。
これが食パンを入れる前の白砂糖。
before
食パンを入れる前の、白砂糖の様子。
↓
↓
↓
これが食パンを入れてひと晩おいた白砂糖。
after
食パンを入れてひと晩おいた白砂糖の様子。
4つあった塊は残ったままですが、なんとなく、しっとりしたような…。
スプーンでコンコンと叩いてみると、
あら、残念。軽い力でほぐれるかなと思ったら、まだカチカチ(笑)。
ちょっとだけ力を入れてコンコン叩いてみると、
おっ、砂糖の塊が砕けました。
昨日は、このくらいの力加減ではビクともしなかったので、多少、食パンの効果は出ているのかも。
けっこう簡単に4つの塊は砕け、砂糖はサラサラに。いい感じ。
食パンの力だけで、塊になった砂糖がサラサラにはなりませんでしたが、カチカチの塊を砕きやすくはなるようです。
続いて、プラスチックの保存容器に入った、てんさい糖はどうでしょう。
ガラス瓶のように、水滴は発生していません。
パンとフタの間にあまり隙間がなかったので、けっこうパンは潰されています(笑)。触った感触も、白砂糖に入れた食パンよりカサカサでかたい。けっこう、水分をてんさい糖に吸われたみたいです。
てんさい糖はこんな感じ。
画像ではわかりづらいですが、赤い丸で囲んだ部分が、食パンの水分によってほんのり濡れたよう。色が濃くなっています。
スプーンでコンコンと軽く叩いてみると、こちらもほぐれず(笑)。カチカチです。
ちょっとだけ力を入れてコンコン叩いてみると…!
おっ、砕けました。
白砂糖と同じで、食パンの力だけで、カチカチに固まったてんさい糖の塊がサラサラにはなりませんでしたが、塊を砕きやすくはなるようです。
てんさい糖の5cmほどの大きな塊も、無事、ほぐれました。
『スーパーJチャンネル』で紹介していた、食パンを使った「カチカチに固まった砂糖をサラサラにする方法」を試してみると…。
白砂糖やてんさい糖のカチカチに固まった4~5cmの塊は、食パンを入れるだけではサラサラにはならないものの、ほぐしやすくなることがわかりました。
もう少し小さな塊なら、サラサラになるかなと思います。ちなみに、食パンの代わりに、濡らしたキッチンペーパーをしっかり絞って入れておく方法もあるそうですよ。砂糖がカチカチに固まったとき、試してみてはいかがでしょう。
テレビ朝日系『スーパーJチャンネル』で、老舗砂糖メーカーの方が教えてくれた「食パン」を使う解決法を試してみることに!
【熱帯夜の不眠対策】蒸し暑くて寝苦しい夜…凍らせたペットボトルを枕元に置くと“除湿できる“は本当か?
「お砂糖カチカチ問題」は食パンで解決!

砂糖
番組で、カチカチに固まった砂糖をサラサラにする方法を教えてくれたのは、創業120年の老舗砂糖メーカー「塩水港精糖」の総務担当、笠井貴文さん。
笠井さんによると、「砂糖の容器に食パンを入れてフタをし、一晩くらい寝かせるとサラサラの状態に戻る」とのこと。
たったこれだけ(笑)。とっても簡単な方法なので、すぐ試せますよね。
笠井さんによると、砂糖が固まる原因は、水分が抜けて「乾燥」するからなんだそう。
食パンを入れると、砂糖が食パンの水分を吸収し、元のサラサラ状態に戻るとか。その際、砂糖は臭いがつきやすい性質があるので、使用するパンはシンプルな「食パン」が、最適だそうです。
では、本当に食パンで固まった砂糖がサラサラになるのか、試してみましょう。
「食パン」で固まった砂糖がサラサラになるのか、試してみた!
今回試すのは、こちら。
わが家のガラス瓶に入った白砂糖。

砂糖
いつの間にか、3~4cmほどの4つの大きな砂糖の塊が出来ていました。

砂糖
スプーンでコンコンと叩いても、ビクともせず。
かなりカチカチ。

砂糖
ここに、1/4にカットした8枚切りの食パンを入れ、フタをします。ちなみに、入れるパンの大きさは適当です(笑)。

食パン

食パン
これで、ひと晩ほど待つと、砂糖がサラサラの状態に戻るはず…。本当かなぁ?半信半疑(笑)。
せっかくなので、もうひとつ。
こちらは、プラスチックの保存容器に入った、てんさい糖。大きな5cmほどの塊が、ゴロッと2個もあります。こちらもカチカチ。

甜菜糖
同じように、1/4にカットした8枚切りの食パンを入れ、フタをします。

甜菜糖

甜菜糖
パンとフタの間にあまり隙間がないので、ちょっとパンが潰されている感じだけど…。とりあえず、やってみよう。

甜菜糖
これでひと晩、台所の机の上に放置します。ちなみに、室温は約30℃。超熱帯夜です。暑っ。

砂糖
そして…。
ひと晩おいたものがこちら。

砂糖
白砂糖が入ったガラス瓶には、けっこうな量の水滴が発生しています。

砂糖
この水滴は、食パンから出た水分ということ?本来なら、この水分を砂糖が吸わないといけないんじゃ…とも思ったりしますが、どうなんでしょう?
フタを開けてみると、こんな感じ。

食パン

食パン
食パンを触ってみると、フワフワでしっとりしていた食パンが、潤いのないお肌のように、ちょっとカサカサして、かたくなっています。パンの耳以外の部分の厚みが、半分くらいになったような…。

食パン
では、肝心の砂糖はどうなっているでしょう。
これが食パンを入れる前の白砂糖。
before

砂糖
食パンを入れる前の、白砂糖の様子。
↓
↓
↓
これが食パンを入れてひと晩おいた白砂糖。
after

砂糖
食パンを入れてひと晩おいた白砂糖の様子。
4つあった塊は残ったままですが、なんとなく、しっとりしたような…。
スプーンでコンコンと叩いてみると、

スプーン
あら、残念。軽い力でほぐれるかなと思ったら、まだカチカチ(笑)。
ちょっとだけ力を入れてコンコン叩いてみると、
おっ、砂糖の塊が砕けました。

スプーン
昨日は、このくらいの力加減ではビクともしなかったので、多少、食パンの効果は出ているのかも。
けっこう簡単に4つの塊は砕け、砂糖はサラサラに。いい感じ。

スプーン
食パンの力だけで、塊になった砂糖がサラサラにはなりませんでしたが、カチカチの塊を砕きやすくはなるようです。
続いて、プラスチックの保存容器に入った、てんさい糖はどうでしょう。
ガラス瓶のように、水滴は発生していません。

パン
パンとフタの間にあまり隙間がなかったので、けっこうパンは潰されています(笑)。触った感触も、白砂糖に入れた食パンよりカサカサでかたい。けっこう、水分をてんさい糖に吸われたみたいです。

パン
てんさい糖はこんな感じ。

砂糖
画像ではわかりづらいですが、赤い丸で囲んだ部分が、食パンの水分によってほんのり濡れたよう。色が濃くなっています。
スプーンでコンコンと軽く叩いてみると、こちらもほぐれず(笑)。カチカチです。

てんさい糖
ちょっとだけ力を入れてコンコン叩いてみると…!
おっ、砕けました。

てんさい糖

てんさい糖
白砂糖と同じで、食パンの力だけで、カチカチに固まったてんさい糖の塊がサラサラにはなりませんでしたが、塊を砕きやすくはなるようです。
てんさい糖の5cmほどの大きな塊も、無事、ほぐれました。

てんさい糖
『スーパーJチャンネル』で紹介していた、食パンを使った「カチカチに固まった砂糖をサラサラにする方法」を試してみると…。
白砂糖やてんさい糖のカチカチに固まった4~5cmの塊は、食パンを入れるだけではサラサラにはならないものの、ほぐしやすくなることがわかりました。

砂糖
もう少し小さな塊なら、サラサラになるかなと思います。ちなみに、食パンの代わりに、濡らしたキッチンペーパーをしっかり絞って入れておく方法もあるそうですよ。砂糖がカチカチに固まったとき、試してみてはいかがでしょう。
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