みなさんは「テキーラ」にどんなイメージを持っていますか?
パリピのお酒?
酔うためのお酒?
数年前までそのようなイメージのあったテキーラですが、近年、海外のスターが手掛けるテキーラが増えたこともあり、テキーラの味わいを楽しもうという声も上がるようになってきました。
でもテキーラって度数も高いしハードルが高そう…そんな風に思った方もたくさんいらっしゃると思います。
もちろん、ストレートで楽しむのもありですが、まずはより飲みやすいテキーラを使ったカクテルを味わってみませんか?
マルガリータ
テキーラベースのカクテルで知名度No.1といっても過言ではないのがこちらの「マルガリータ」。
ロサンゼルスのバーテンダーであったジャン・デュレッサーが、亡くなった恋人マルガリータを想って作ったカクテルとされています。
甘みと酸味のバランスが良く、老若男女問わず愛され続けているカクテルですね。
グラスの淵に塩をぐるっとつける「スノースタイル」が特徴的。
塩と一緒に味わうことで味がグッと引き締まり、飲み飽きない味わいになるんだそう。
アルコール度数は30%前後。
かなり高めなので、ゆっくりと時間をかけて飲むことがおすすめです。
ちなみにこのマルガリータの一般的なレシピで、使用するお酒をジンに変えると「ホワイト・レディ」に、ラムだと「XYZ」に、ブランデーだと「サイドカー」というカクテルになります。
様々なカクテルの基本にもなっているんですね。
テキーラサンライズ
テキーラ誕生の地・メキシコ発祥のカクテル「テキーラサンライズ」。
オレンジを朝焼けの空、グラスの底に沈んだグレナデン・シロップをメキシコに昇る美しい太陽に見立ててこの名前がついたと言われています。
鮮やかなオレンジ色がまぶしいカクテルですね。
テキーラの独特な風味とオレンジジュースの甘みと酸味が絶妙にマッチした、フルーティーな味わいが人気となっています。
アルコール度数は12%前後。
日本酒くらいのアルコール度数なので、テキーラ初心者の方でも挑戦しやすそうです。
マタドール
パイナップルジュースとライムジュース、テキーラを合わせた「マタドール」というカクテル。
マタドールとはスペイン語で、『闘牛の最後に登場する、牛にとどめを刺す闘牛場の主役』のことをいうそうです。
情熱的な名前ではありますが、スパイシーなテキーラをパイナップルやライムといったフルーツジュースで包み込んだ、フルーティーでさっぱりとした味わいが特徴。
アルコール度数は12%とカクテルの中では軽め。
さらにさっぱりとした味わいのため、食後だけでなく食中酒としてもおすすめです。
アイスブレーカー
淡いピンク色がかわいらしい「アイスブレーカー」。
「アイスブレーカー=砕氷船・砕氷器」、という名前から、緊張をほぐす・打ち解けるといった意味があると言われています。
グレープフルーツの酸味と苦みによって少し大人な味わいのカクテル。
甘すぎないので、女性だけでなく男性人気も高いそうです。
アルコール度数は20%前後。カクテルの標準的な度数ですね。
打ち解けたい方がいるという方は頼んでみるといいことがあるかも……?
モッキンバード
エメラルドグリーンの美しいカクテル、「モッキンバード」。
モッキンバードとは、アメリカ南部に生息するモノマネ鳥のことです。
テキーラ発祥の地でもあるメキシコに生息していることがこの名がついたんだとか。
ミントとレモン由来の清涼感溢れるカクテルで、好みがわかれそうな味ではありますが、その分ミント好きな方にはかなりおすすめです!
アルコール度数は25%前後。
テキーラベースのカクテル 後半戦