こんにちは!「クラフトビール天国」ポートランド在住の東リカです。

ポートランドには、本当にたくさん美味しいブルワリーがあります。

こちらでご紹介するに当たり、映えある第1店目は一体どこにしたものか…と迷っていたのですが、オレゴンビール業界の「アカデミー賞」とも言われる「オレゴンビールアワード」受賞ブルワリーなら間違いない!と思いつきました。

そこで今回は、2019年度、堂々の「ベスト大規模ブルワリー」に選ばれた「ブレイクサイド・ブルワリー(Breakside Brewery)」をご紹介します。

昼からビール好きで賑わうスラブタウン店

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Br...の画像はこちら >>

「ブレイクサイド」の創業は2010年。比較的新しいブルワリーですが、急成長を遂げ、今やポートランドを代表する大型ブルワリーとなっています。

直営店は、ポートランド市内に3店舗ありますが、今回は2017年3月にオープンした最も新しい「スラブタウン」店に行ってきました。

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

スラブタウン店は、大きな壁画が目印です。2階建てのレストランに加え、外にはテラステントもあるとても大きな店舗。

到着したのは金曜日の正午過ぎでしたが、すでにほぼ満席。みんな楽しそうにビールを飲んでます。さすがポートランド。

繰り返しますが、まだ平日のお昼なんですけどー。(笑)

ここだけのビールも飲めるスラブタウン店

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

スラブタウンのブルワリーには、10bbl発酵タンクが2つと20bbl発酵タンクが2つあります。タップ数は16で、ここで作った、ここでしか飲めないビールも置いてあるんですよ!!

色々と飲んでみたい時は、サンプリングセットがお決まりですが、さすが「革新的で実験的で多様なビール(innovative, experimental and diverse beers)」を売りにするだけあって、4ozずつ6つのビールを集めた「サンプラー・トレイ」がなんと3種類もあります。

1つは、この場所で作ったインハウスビールを集めた「スラブタウン」($10)、もう1つはブレイクサイドの大定番を集めた「クラッシック」($10)、そして最後はIPAばかりを網羅する「IPA」($12)です。

迷うところですが、「スラブタウン」と「クラッシック」、計12種類のビールをチョイス!

昨年、大流行りしたヘイジー(濁り)系は入っておらず、ラガー系が多いからでしょうか。やってきたビールは、どれもキラキラしています。

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

「スラブタウン」トレイに含まれるのは、スチームラガー「Fun Fact」、ドルトムンダーエクスポート「Export Lager」、ジャーマンフェストラガー「Marzen」、アルトビール「Willy Buckets」、セッションIPA「Bazooka Face」、ノースウェストペールエール「Cuddle Puddle」。

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

「クラッシック」トレイに含まれるのは、ウェストコーストIPAの「Breakside IPA」と「Wanderlust」、ウェストコーストゴールデンエール「True Gold」、チェコラガー「Jarmoir Lagr」、焙煎蕎麦入りシュヴァルツビール「Buckeaht?!」、シングルホップIPA「Tall Guy」。

いやー、どれも美味しいってすごいですよ。さすがに全部はご紹介できませんので、代表作をいくつか取り上げます。

代表作のウェストコーストIPA

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた
まずは、ブレイクサイドのフラッグシップビール「ブレイククサイドIPA」。2014年に全米Great American Beer Festival Gold Medal / American - ­Style IPA 以来、毎年何らかのメダルを受賞している安定人気のIPAです。

地元のホップをたくさん使った「これぞノースウエストIPA!」といった味わいなので、ポートランドに来たら外せないビールと言えるかもしれませんね!!

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

それからもう1つ、ブレイクサイドの人気IPA「ワンダーラスト」。ブレイクサイドIPAに比べると、もっと癖のあるホップの風味(「dank」って言うんですよね)を感じられるところが私は大好きで、我が家の冷蔵庫にもかなりの確率で入っているビールです。

蕎麦を使ったシュヴァルツ

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

それから、今回一番気になったのは、蕎麦(バックウィート)を使った黒ビール「バックホワット?!」。香ばしく飲みやすいビールで、後味が蕎麦!さすが面白くて美味しいビールを作ります。

それにしてもドイツ系ビールが多いこと。私はIPA贔屓なのですが、今年のポートランドはラガーがきそうですねー。

食事もできます

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

ブレークサイドのスラブタウン店は、フルメニューのレストラン。おつまみだけではなく、ランチやディナーを食べることができます。

今回は、スタッフが人気だと勧めてくれた「Buffalo Chicken Wrap($13)」を頼んでみましたが、スパイシーなチキンがビールに合う!

かなりのボリュームなので、たくさんビールを飲みたいなら、半分ずつシェアしてもいいかもしれません。

ポートランドを代表するブルワリー!「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブルワリー)」に行ってきた

ダウンタウンからのアクセスも便利なので、ポートランドにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

店舗詳細店舗名Breakside Brewery NW SLABTOWN住所1570 NW 22nd Ave Portland, OR 97210営業時間日曜~木曜 11:00AM~10:00PM
金曜・土曜 11:00AM~11:00PM電話番号(503) 444-7597公式HPhttp://breakside.com/
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