夏のバカンス気分を最高に盛り上げてくれるトロピカルカクテル。美しく華やかな見た目と甘く飲みやすい味わいが特に女性を中心に人気を博しています。
今回は中でも有名なブルーハワイについて紹介します。
え?かき氷じゃなくてお酒が飲みたいって?安心してください!ブルーハワイはしっかりとしたお酒です。
この記事では、ブルーハワイの歴史やレシピ、類似カクテルのレシピ、かき氷のブルーハワイシロップとの違いについても紹介します。
ブルーハワイとは?
ブルーハワイとは、ラム酒とブルーキュラソーにレモンジュース、パイナップルジュースを合わせて作るカクテルです。
トロピカルカクテルの代表格としても知られ、色とりどりで豪華な飾り付けと青い海をイメージした華やかな見た目、甘く飲みやすい味わいが特徴。
発祥はその名前からも分かる通りハワイです。
その名前から、かき氷のイメージはありますがしっかりとしたカクテルになっています
アルコール度数
ブルーハワイのアルコール度数は、レシピにもよりますが15度前後が基本。
見た目や味わいから飲みやすいと思われがちですが、アルコール度数の低い缶チューハイやビールに比べると断然高くなっています。
ちなみに、アルコール度数15度前後といえば日本酒と大体同じ度数です。ブルーハワイのアルコール度数は低くないので飲み過ぎには注意が必要。
バカンス気分を楽しみながらじっくり飲むのがおすすめです。
かき氷のシロップのブルーハワイシロップとの違い
ブルーハワイといえば、かき氷のシロップを思い浮かべる人は多いといます。
かき氷のシロップとブルーハワイのシロップに何か関係があると勘の良い人は思うかも知れませんが、直接的な関係はないと考えられます。
ただ、どちらもハワイの青い海や空をイメージして名付けられたものと言われています。
ブルーハワイの作り方

華やかな見た目と味わいのカクテル、ブルーハワイはバカンスにぴったり!
ただブルーハワイを始めとするトロピカルカクテルは、他のカクテルと比べても手間が少しかかってしまうので、初心者の方はバーで頼んでみるのも良いでしょう。
少しでもお手軽に作る方法も紹介するのでぜひ試してみてください!
用意する材料
まず用意する材料は、ホワイトラム・ブルーキュラソー・パイナップルジュース・レモンジュース、クラッシュドアイスです。
ブルーハワイはシェークして作るので、シェイカーも用意しましょう。
飾り付けは好みになりますがチェリーやパイナップル・オレンジ・デンファレなどを飾ると想像通りのブルーハワイを作る事ができます。
それぞれの材料について詳しく紹介します。
お酒のこだわり
今回はホワイトラムを紹介しましたが、ダークラムやゴールドラムでも似たテイストのブルーハワイは作れます。
ホワイトラムで作る理由は、ダークラムのように色がついているラムだと綺麗な青色にならないことがあるからです。
せっかく作るなら、綺麗な色のカクテルを作りたいですよね!

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ジュースのこだわり
どのカクテルにも共通して言える事ですが、割り材にこだわるほどカクテルはおいしくなります。
パイナップルジュースやレモンジュースなどのジュースについては、できれば果汁100%、こだわるのならば実際に自分で果実から絞ってみたり、濃縮還元されていないものを選びましょう!
使う材料によって味わいが段違いに変わるので、折角ならばこだわってみてはいかがでしょうか?

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氷へのこだわり
ブルーハワイに使う氷ですが、ぜひクラッシュドアイスをおすすめします。普通の氷でも良いですが、クラッシュドアイスにすることによって口当たりの爽快感が大幅に増しますよ!
飾り付けの裏技
ブルーハワイは、作り方自体はそこまで難しくありませんが、材料を揃えるのが少し大変です。特にトロプカルカクテルを演出する飾り付けはなかなかハードルが高いと思います。
少人数で飲む時に、飾り付け用の果物が余ってしまうことも珍しくありません。
少人数で楽しむ場合や手間を省きたい場合、スーパーなどで販売されている果物の詰め合わせや、フルーツミックス缶詰やゼリーの具などを盛り付けるのがおすすめ。
缶詰の果物はシロップをよく落としてから使用すると、ブルーハワイの味が変わらないので意識してみてくださいね。

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ブルーハワイのレシピ・手順
<材料>
ホワイトラム : 30ml
ブルーキュラソー : 15ml
パイナップルジュース : 30ml
レモンジュース : 15ml
をシェークしていきます。
シェークしたらクラッシュドアイスを入れたグラスに注ぎ、飾り付けをしたら完成です。
材料を用意してしまえばあとは簡単です!
南国バカンス気分を思う存分味わいましょう。
シェークについて詳しく知りたい方は「大人気の定番カクテル「カシスオレンジ」とは?魅力やアレンジレシピをご紹介」の中で紹介しています。
ノンアルコールカクテルのブルーハワイの作り方
ブルーハワイはノンアルコールカクテルとして楽しむこともできます。
用意する材料は、かき氷用のブルーハワイシロップ・パイナップルジュース・炭酸水・クラッシュアイスです。
飾り付けはブルーハワイと同様にお好みでOK。
作り方は簡単で、クラッシュアイスを入れたグラスにかき氷シロップとパイナップルジュースを入れて混ぜ、炭酸水を注ぎ、グラスを飾り付ければ完成。
見た目はブルーハワイと変わらないので、アルコールが入っていなくても十分楽しむ事ができますよ!
ブルーキュラソーベースのカクテル
ブルーハワイを作るのに必要なブルーキュラソーですが、ブルーハワイを作るだけではついつい余ってしまいがちです。そこで、ブルーキュラソーを使ったカクテルを紹介します!
そもそもブルーキュラソーとはレンジの果実と皮で風付けされ、すっきりしつつ甘めの味わいが特徴のリキュールです。
その鮮やかなブルーからおしゃれなカクテルによく使用されます。代表的なカクテルを見れば余ったブルーキュラソーで作りたくなること間違いなし!

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ブルーハワイアン
ブルーハワイの材料と非常に似ており、レモンジュースをココナッツミルクにするとブルーハワイアンになります。
ココナッツミルクの香りと甘みが楽しめるカクテルになっています。
ブルーラグーン
ウォッカにブルーキュラソー、レモンジュースをミックスしたら完成。ブルーハワイではレモンジュースも使用しますので、材料は揃えやすいですよね!
ウォッカベースなので、アルコール度数も少々高めなのが特徴です。

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マリブサーフ
マリブというココナッツ風味のリキュールを使ったカクテルで、ブルーキュラソーの青にココナッツ風味が南国感をアップさせます。
グラスに飾り付けるレモンが爽やかさを演出します。トニックウォーターがベースなので、ブルーハワイアンよりもすっきりとした味わいです。

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シーオブラブ
炭酸水とウォッカをベースで青と緑の美しいグラデーションが特徴のカクテル。
グラデーションはメロンシロップ先にグラスに注ぎ、マドラーやスプーンなどをつたわせてそっとブルーキュラソーを注げば簡単にできますよ。
ブルー・コラーダ
ココナッツミルクとパインジュースを使った甘くてトロピカルなカクテル!トロピカルカクテル は平均的に甘めですが、その中でも甘めの味わいが特徴です。
作り方はココナッツミルク・ブルーキュラソー・パインジュース・牛乳をシェークしてクラッシュドアイスを入れたグラスにに注ぐだけです。
綺麗な色はもちろん、甘いお酒が好きな方に特におすすめです。

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トロピカルカクテルの共通点

トロピカルカクテルというとフルーティーな味わいに華やかなデコレーションが特徴的です。紹介した通り全体的に甘めの味わいが特徴なので、女性からも人気を博しています。
夏、南国にふさわしい冷やしておいしいカクテルが多く、たくさんの具材を使った色とりどりの飾り付けがより一層バカンス気分にしてくれます。
特に近年はその華やかな見た目でインスタ映えすることから際注目を集めていますよね!
代表的なのはブルーハワイの他に、ラバフローやチチ、マイタイがあります。
甘くて飲みやすいですが、全体的にアルコール度数は低くないので飲み過ぎには注意が必要です。
ストローを2本使う理由
ブルーハワイを始めとするトロピカルカクテル、特にフローズンスタイルにはストローが2本使われていますが、なぜ2本なのかご存知でしょうか?
カップル用と思われる方も多いと思いますが、実はステアリングストローといわれ、主にフローズンカクテルなど氷が溶けると水っぽくなって分離しやすいカクテルを混ぜるためのストローなんです!
ステアリングストローの使い方
じゃあ1本でよくない?と思いますが、ステアリングストリーは普通のストローと比べて細いのが特徴です。そのため1本だと氷が詰まりやすいので、スペアのために2本刺しています。
飲む際は2本同時に使って飲みましょう。
注意点としてはステアリングストローは凄く細いので、吸い込むのに力が必要でスマートに見えないこともあります。
もし極端に細いストローがついてきたときや1本しかストローがないときはステアリング専門だと考え、グラスに口をつけて飲んだほうが良いでしょう。
役に立つこと間違いなしなので、ぜひ覚えておいてください。
ステアリングストローとは異なるドリンキングストロー
また、クラッシュドアイスのカクテルについてくるストローはステアリングストローではなく、ドリンキング・ストローと呼ばれます。
クラッシュドアイスのカクテルを飲む合はグラスに口をつけて飲むと細かい氷が邪魔になってしまう可能性があるので、ストローを使って飲みましょう。
ブルーハワイの歴史
ブルーハワイの歴史について紹介します。
発祥地については想像がつくと思いますが、実はあの世界の大物歌手が関わっているとかいないとか。
ブルーハワイの発祥
ブルーハワイは名前にハワイとある通り、エルヴィス・プレスリーも愛した「ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ」にある「トロピックス・バーアンドグリル」で誕生しました。
エルヴィス・プレスリーとの関連も深く、エルヴィス・プレスリーが主演の映画「ブルーハワイ」(同名の主題歌)も知られていますが、映画が先か、カクテルが先かは知られていません。
また、ハワイは数々のトロピカルカクテル の発祥地でもあります。
日本におけるブルーハワイの歴史
日本では海外旅行の大衆化によって日本に伝わったとされています。
1961年に洋酒に力を入れていた現在のサントリーとなる寿屋が「トリスを飲んでHawaiiに行こう」という山口瞳さんのキャッチコピーが流行した1960年ごろにブルーハワイは伝わったといわれています。
その後の1980年代前半ごろからブルーハワイは流行しました。
サントリーの歴史については「サントリーを徹底解説!意外な歴史やルーツ・商品についてご紹介」で詳しく解説しています。
まとめ

ブルーハワイを作ればバカンス気分がより楽しめるに違いないです。
南国を思わせる華やかな飾り付けと甘みと酸味を程よく感じる味わいは夏にぴったりです。
初心者の方は、最初から作るのはハードルが高いと思うで、現地に行った時や日本のバーなどで頼んでみるのが良いでしょう!