エクステリアで角地のお悩み解消!日当たりが良く駐車場の動線が取りやすい一方で、道路と接する面が多いことで、通行人の視線が集まりがちで、場合によっては通行人が敷地内へ侵入してしまうことも。そのお悩みを解消する事例をご紹介します!
概要
車通りの多い角地に新築を購入したTさん。前面道路は道幅こそせまいものの、抜け道として使われているため通行量が多いのが特徴です。玄関まわりは万が一車が突っ込んできた時のことを考えてL字型の門袖を施工。建物の雰囲気と合わせた色味の天然石をアクセントとしてあしらっています。道路に面した芝生部分にはブロックとフェンスを設置して、侵入を物理的に防止。その内側は玄関から駐車場へと向かう通路として設定しました。少し狭いですが、安全を優先したいという点でTさんとも相談の上で決定しました。
駐輪場には当初からご要望のあったサイクルポートを設置。道路側への自転車の倒れ込み防止と、やはり外からの侵入防止ために敷地境界には壁と角柱を建てています。
門まわりの舗装はTさんが選んだインターロッキング、立水栓は奥様のお気に入りを採用して、ご夫婦それぞれのこだわりも反映。安全性を第一に考えつつも、注目を集めがちな角地ならではのおしゃれなエクステリアが誕生しました。
千葉県T邸
施工面積:約6坪
施工期間:約30日
設計・施工:スペースガーデニング(株)
プランナー:佐藤 彩乃さん
全景
前の道路は道幅は狭いものの、交通量が多くよく抜け道として使われています。
平面図

※使用商材
サイクルポート=LIXIL「フーゴ テラスタイプ」、飾り壁=アイカ「ジョリパット」マチダ「スマートストーン スタック スマートイエロー」、笠木=LIXIL「コーピング」、表札=丸三タカギ「カルマートⅡ」、ポスト・宅配ボックス=ユニソン「ヴィコ100」、照明=タカショー「エバーアートウォールライト ローボルト3型」、アプローチ舗装=メイク「ブイグラニットノーブル バサルト」東洋工業「ポルドブリック」、フェンス=F&F「マイティウッドデコⅡ セピア」、立水栓=オンリーワンクラブ「デザイン水栓柱 いろえんぴつ」
人も車も、犬も猫も。物理的な壁であらゆるものの侵入を抑止
①②万が一に車が突っ込んでくることを考えて、L字型の門袖を施工。宅配ボックスは交通量の多い前面道路に出なくても荷物が取り出せるよう、前入れ後ろ出しタイプをセレクトしています。
既存の階段だと配置が悪くなるため、階段もつくり直しました。








<BEFORE>


自転車が倒れた際に道路側に飛び出さないように、そして敷地に侵入されないように、との工夫。

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