3月18日、ついにアニメ『ひぐらしのなく頃に業』が最終回に。色々な意味で「旧作超え」と話題になりましたが、ファンがもっとも衝撃を受けたのは……? 感想を振り返ってみましょう。

雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”と‟ループ”を軸に、キャラクターたちが惨劇と戦う物語を描く『ひぐらしのなく頃に』。2006年にアニメ第1期が放送、2020年10月からは完全新作アニメ『ひぐらしのなく頃に業』が放送されました。

そして3月18日、ついに最終に。色々な意味で「衝撃的」と話題を呼んだ‟業”は、特に沙都子の変わりように賛否両論あったようですが……改めてファンの感想を振り返ってみましょう。
『ひぐらし業』完結にファンの感想は?旧作超えの絶望感…沙都子...の画像はこちら >>

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト 画像

via higurashianime.com

恐怖と絶望 予想を裏切る展開は旧作超え!

『ひぐらし』シリーズといえば、やはり特徴はその怖さと謎解き要素。旧作に比べて、今作‟業”はどのような印象を受けたのでしょうか?

「最初の鬼騙し編でレナが圭一を襲うところから、こんなの放送して大丈夫!?ともう衝撃。旧作と比にならない描写で、さすが期待を裏切らないなと。怖いのに観てしまう……」

「猫騙し編で、梨花ちゃんが何度もひどい世界をループするのは見ていられなかった。ヒーロー的な存在だった刑事の赤坂もあんなことになって……。あれほど視聴者に絶望を与えるアニメもめずらしいのでは?」

「最初は旧作の時のような新鮮味は感じないだろうと思ってたけど、毎週「嘘でしょ」って展開の連続で、過去最高に面白かった!『ひぐらし』はゲームのシナリオを手掛けた人が作るから、ここまで伏線がしっかりしてると思う。竜騎士07先生はやっぱりすごい」

毎週放送直後からファンの感想や考察合戦が盛り上がり、Twitterにトレンド入りしていた‟業”。
怖くても展開が絶望的でも、目をそらせない中毒性があるようです。

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リアルな友人同士のわだかまりに「胃が痛い」

終盤の「郷壊し編」では、梨花が沙都子を聖ルチーア学園の受験に誘い、雛見沢村を出て進学するところも描かれました。
しかし、新しい環境にも順応できる梨花とそうでない沙都子は、次第に距離が開いていき……。

「あんなに仲のよかった沙都子と梨花ちゃんが、都会のルチーアに行ったとたんに違うグループになってしまうところが、ああ、女子ってこういうものだよね……とリアルな学校生活を思い出して胃が痛かった」
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