「おかしれぇ」(おかしれえ)とは、江戸の庶民が使っていた江戸ことば。「おもしろい」と「おかしい」を合体させた造語で、おもしろおかしいことを言う。
意味
「おかしれぇ」(おかしれぇ)とは、江戸の庶民が使っていた江戸ことば。「おもしろい」と「おかしい」を合体させた造語で、おもしろおかしいことを言う。
「可笑白い」(おかしろい)とも。2021年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の登場人物が使い、当用語がよく知られることとなった。
『青天を衝け』では、一橋家の家臣・平岡円四郎が、主人公の渋沢栄一を「おかしれぇ」と評する。
「おかしれえ」江戸時代の使われ方は?
「おかしれぇ」という表現は、江戸時代後期の小説の一種である滑稽本『妙竹林話 七偏人(みょうちくりんわ しちへんじん)』などにも登場。使用例:(『青天を衝け』より)
「お前さんが、おかしれぇ渋沢さんだね」
「おかしれぇもんか、こっちは一大事よ」
使用例:(『妙竹林話 七偏人』より)
「ナンノおかしろくもねへ悪い洒落だ」
「出かした出かしたでは可笑ろくねへ」
令和でトレンドになりつつある江戸ことば「おかしれえ」、ぜひ活用してみては。
ナレ死(なれし)とは?(意味)~用語集|numan
「ナレ死」(なれし)とは、「ナレ死」(なれし)とは、主に時代劇において、ナレーションだけで武将の死が告げられること。2016年放送のNHK大河ドラマ『真田丸』で、当用語がよく知られることとなった。編集部おすすめ