過酷な体内環境を描くアニメ『はたらく細胞BLACK』(TOKYO MXほか)。飲酒、喫煙、睡眠不足など…… 少々重めのテーマを扱う同作が、視聴者の心をざわつかせているようです。特に第9話は沁みるという感想があがったようです。
現在放送中のアニメ『はたらく細胞!!』(TOKYO MXほか/以下同)。同作といえば主人公・赤血球と白血球の軽快なやりとりも楽しく、コミカルなイメージがありますよね。しかし直後に放送されているスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』には、コミカルとは程遠い雰囲気が漂っていて……。そのキレッキレな内容にネットは毎回ザワザワした感想があがっているようです。特に”社畜”のみなさんに響いた言葉とは?
TVアニメ「はたらく細胞BLACK」 公式サイト
ブラックな職場(からだ)で奮闘する細胞たちの物語。はたらく人たちに勇気を贈る、大人の“はたらく細胞”開幕!まさに社畜!強烈な言葉が複雑…
同作のメインキャラクターは赤血球(AA2153)と白血球(1196)。『はたらく細胞!!』に登場する赤血球と白血球とはまったくの別人で、性別も逆転しています。性格や姿も異なり、『はたらく細胞!!』では可愛らしい姿の血小板ちゃんも『BLACK』の世界では鋭い目つきで睨みます。体内環境がブラック化してしまった身体で働く彼らは、常に仕事に追われる“社畜”状態。新人の赤血球(AA2153)は第1話冒頭から「僕たちは一体何のために働いているんですか!」と叫ぶほど追い詰められていました。ブラックな環境で働く赤血球たちの中には、あまりの過酷さに感情を失ってしまった人も。とくに「感情を全部殺せば笑顔でいられる」と語った赤血球は視聴者に強烈なインパクトを残したことでしょう。
研修もなく現場に出され、新人でも容赦なく怒鳴られ……。そんな主人公たちにネット上には複雑な想いが溢れていました。特に過酷な現場で働く人たちは思わず共感してしまうようです。
「はたらく細胞BLACK」第1弾 特別予告PV│2021年1月9日放送開始!
via www.youtube.com「感情を殺せばいいって言葉に納得してしまう…」「時間外労働の話が出たら社畜決定」「人に頼むより自分がやった方がいいって考えちゃうよね。自分の首をしめちゃう」など社会人と思われる人々から自分の環境と重ねる声が続出していました。
サボることも大事。メッセージが沁みる
さらに第9話「異変、水虫、働く意味。」の回も注目が。必死の形相で働き続ける赤血球(AA2153)を、見かねた同僚の赤血球(AC1677)が制します。「道に迷ったふりしてウロウロしてろ」など上手なサボり方を伝え、さらに「一人で背負いこむな」「できることは限られているから時には力を抜け」とアドバイスするのでした。この回を見た視聴者からは「“俺たちがサボってても世界は動いている”って言葉にホッとした……」「“働くって難しいな”の台詞が沁みる」などのコメントが。これらの言葉が働き者のみなさんの心に響いたようです。
ほかにも飲酒やストレス、睡眠不足などを扱う同作。第3話「興奮、膨張、虚無。」では少々攻めたテーマも描いています(内容はタイトルからお察しください)。第9話「異変、水虫、働く意味。」
— 『はたらく細胞BLACK』【公式】 (@cellsatworkbla1) February 20, 2021
ご視聴ありがとうございました。
第9話各話特別イラストを公開。
MBSではこのあと27:08から放送開始。
ABEMAでは最速配信中。https://t.co/KHQQsHIx4t
各話イラスト一覧はこちら⇩https://t.co/a9TFpDRISo
次週もお楽しみに!#細胞BLACK pic.twitter.com/Pix8kjV80D
そんなキレキレの内容には視聴者も衝撃を受けており、「『はたらく細胞!!』からの落差がすごいww」「ビールを飲んでた手が止まったわ」などの声が続出していました。
ちなみに身体の主の職業についてはきちんと設定があるそう。果たして身体の主はどんなブラック企業で働いているのか、想像するだけでも恐ろしや……。
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