『半妖の夜叉姫』第33話も、謎や疑問点への予想、考察が盛り上がりました。せつなの新たな武器、所縁の断ち切りの使い方が判明? せつながりんの過去を知る日が来るかもしれません……!

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。第33話「魔夜中の訪問者」では、せつなが所縁の断ち切りを使い、魔夜中(真昼間)を縛る縁の糸を斬りました。

今回キーとなった所縁の断ち切りの使い方のポイントが判明し、“縁”を斬るのに必要なことへの考察が広まっているようです。また、朔の日が近いであろう、せつなの変化にも注目が。
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TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章キービジュアル

via TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章キービジュアル

”所縁の断ち切り”は殺生丸の天生牙に通じる?りんの過去は…

第33話では、せつなが鬼神・魔夜中を縛る縁を切り、呪縛から解放された真昼間はお華と結ばれるように天に昇っていきました。

今回せつなは、見えた縁の糸をただ斬ったわけではありませんでした。
「斬ってはならぬ」と何かに気づいたせつなは、所縁の断ち切りで縁の糸をひと撫で。すると、真昼間はなぜ魔夜中になってしまったのか、その事情を垣間見ることができたのです。そこで真昼間とお華が一緒になれなかった理由を知り、心を痛めたせつな。その上で縁の糸を斬るという判断をし成仏させるという形で平和に事件をおさめたのです。

このことから、視聴者の間では所縁の断ち切りは縁の糸に触れ、その当事者の事情を知り、悲しみや苦しみに寄り添うことで正しく使えるという解釈が広まり始めたようです。闇雲に斬るだけでなく、相手の気持ちに立って刀を振るうという使い方は、慈しみの心がなければ効力を発さない殺生丸の天生牙を彷彿とさせる部分がありますね。

今後、せつなは母・りんと是露の縁を斬ることになると思いますが、その際には今回のように縁の糸に触れることで、りんがどのようにして封印されてしまったのかを見る日が来ることになるのでしょうか。
自分が命を落としてでもとわとせつなを守り抜こうとしたりんの愛を知り、せつなはどう感じ、どんな反応をするのか気になりますね。
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