8月24日、「東京2020パラリンピック競技大会」の開会式が行われました。先日のオリンピック開会式越えとも評されるほど芸術性の高い演出を手がけたのは、『ハイステ』など2.5次元舞台の演出家としても名高いウォーリー木下さん。また、滝川英治さんの出演も感動を呼びました。
8月24日、「東京2020パラリンピック競技大会」の幕開けを告げる開会式が行われ、その演出の素晴らしさが話題となり、ネット上でトレンドになりました。演出の指揮をとったのは、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』など数々の2.5次元作品の演出を手がけることで知られるウォーリー木下さん。また、ミュージカル『テニスの王子様』や実写ドラマ『弱虫ペダル』にも出演された俳優・滝川英治さんの出演も注目を集めました。
本記事では、早くも大きな感動をくれたパラリンピック開会式に集まったみんなの感想や、著名人からのコメントをご紹介します。
DVD『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝頂の景色・2″スペシャルエディション』より
DVD『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝頂の景色・2″スペシャルエディション』より演出が素晴らしい…!ウォーリー木下氏に絶賛
「本当に素晴らしすぎた」「愛と思いやりにあふれていて涙が出た」「コンセプトやテーマが統一されていて素敵でした」「オリンピック越え」「リオ閉会式からの流れを汲んでいるのがすごい」「最高すぎたので全編地上波でも再放送してほしい……!」など、絶賛が相次ぐパラリンピックの開会式。その指揮をとったクリエーティブ部門トップのディレクターは、演出家で劇作家のウォーリー木下さんです。
ウォーリー木下さんといえば、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、東京ワンピースタワー『ONE PIECE LIVE ATTRACTION』、乃木坂46版『ミュージカル美少女戦士セーラームーン』など、プロジェクションマッピングによる演出が特徴的な2.5次元舞台を手がけていることでも有名です。
そんな彼がディレクションした開会式には著名人も反応。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』で主演を務めた須賀健太さんが「僕に演劇と創作の楽しさを教えてくれた恩人なんです」「また一緒に作品を作りたい…」とコメントしたほか、田中啓太さんや鎌苅健太さん、後藤健流さんなど、これまでウォーリー木下さんと一緒にステージを作り上げてきた役者陣もその偉業を讃えました。
パラリンピック開会式、ウォーリー木下さんっていう演出家が演出してるんですけど、僕に演劇と創作の楽しさを教えてくれた恩人なんです。また一緒に作品作りたい…ちなみに一緒に生きた作品は、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー‼︎』って言うんです!最高なんです。https://t.co/8KXwPemib4
— 須賀健太 (@suga_kenta1019) August 24, 2021
テニミュ俳優・滝川英治さんの出演に感動「かっこいいなあ」「号泣した」
また、今回この開会式には、実写ドラマ『弱虫ペダル』で福富寿一役を演じ、撮影中の事故で骨髄を負傷したことで俳優を引退された滝川英治さんが公募キャストとして出演したことも注目を集めました。事故の後遺症が大きいながらも、懸命なリハビリを続けてきたという滝川さん。怪我を乗り越え、世界中が注目する大きな舞台で輝く勇姿は私たちに大きな感動をくれました。
ネット上でも、「お元気そうな滝川さんが見られて嬉しい」「感動で号泣した……」「事故を受け入れて前に進んでいく姿がかっこいいなあ」「思わず滝川英治だ! って叫んじゃった、本当にすごい人だね」「滝川さんのホイッスルで始まるなんて最高の演出」など、多くのコメントが寄せられました。
⇒次ページ:滝川さんの姿に「部長…!」の声も滝川さんといえばミュージカル『テニスの王子様』で初代・手塚国光を演じたことでも有名。
ネット上には「我らが部長のホイッスルを合図に開会式が始まったの、胸に来る」「初代手塚国光部長をこのような素敵な場所で見られるなんて。嬉しいです!」「すぐ隣の日本青年館に立っていたテニミュキャストがいつかリアルスポーツの祭典に俳優として……という夢が叶ったなあ」など、テニミュファンから感動の声が相次ぎました。
東京パラリンピック開会式。
始まりのホイッスルを吹かせて頂きました。
世界的な祭典に参加させて頂き、本当に光栄に思います。
一晩経ってもまだ興奮が冷め上がりません。
この大会がインクルーシブな社会への第一歩となりますように