『半妖の夜叉姫』第15話の謎も考察で盛り上がりました! 理玖の正体について、未来を知っているという説が強まる中、敵か味方が議論が白熱。りんが封印された理由や、もろはの虹色真珠の成り立ちにも注目が集まっています。
高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。1月16日に放送された第15話「月蝕、運命の惜別」では、理玖が18年前の殺生丸たちや犬夜叉とかごめに何が起きたのか語りました。とわとせつなの母がりんだと判明したり、犬夜叉とかごめの行方がわかるなどようやく謎が解き明かされ始めた一方で、さらに疑問が深まる点も。今回は語り部となり過去を語った理玖の立ち位置や、りんが封印に至った経緯、もろはの虹色真珠についての三点に着目し、謎に迫ります。
半妖の夜叉姫|読売テレビ・日本テレビ系
「半妖の夜叉姫」10月3日毎週土曜夕方5時30分~放送開始!理玖は未来を知っている?敵か、味方か、それとも……
第15話では、理玖が語り部となり、殺生丸や犬夜叉たちに起きた過去の出来事を伝えました。あくまでもとわ・せつな・もろはに向けてではなく、視聴者に対してのみの説明だったよう。これまでも、飄々とした態度や敵なのか味方なのか判りかねる言動で何者なのかと視聴者を惑わせてきた理玖ですが、親世代の過去を詳しく知っているとあり、余計にその謎が深まっています。以前から理玖は海外の言葉を使っていたり、とわのスマホを見ても驚かなかったりと、現代からきている説が指摘されていましたが、ここにきてその説が濃厚なものに。
今回も、黒真珠を早く作れるようにしたり、かごめに天変地異が迫っていると教え殺生丸と犬夜叉が協力するよう諭したりと親切な様子でした。しかし言い換えれば、これから起きることを全て知っているために先回りして天変地異を阻止しようとしているかのよう。
さらに、妖霊星について「箒星」だとかごめに説明していましたが、この言葉は戦国時代にはなかったものだと言います。また、妖霊星が近づく周期が500年に一度であると断言しているのも、さらに500年後=現代で妖霊星が近づいてくることも知っており、とわたち夜叉姫と現代にタイムスリップして妖霊星を阻止するのではないかという考察も。
このように、天変地異を食い止めんとしていると見られるところから、実は味方なのではないかという見解が強まる一方で、陰から殺生丸と麒麟丸の後ろ姿を見て意味深に笑う様子は登場人物たちをうまく操り裏で糸を引く黒幕さながら。敵、ひいてはラスボスにもなり得るという意見も少なくありません。第15話の先行カットが到着!
— 半妖の夜叉姫 (@hanyo_yashahime) January 13, 2021
とわとせつな、もろはの父母の殺生丸達や犬夜叉とかごめにいったい何があったのか…語り出す理玖。
『半妖の夜叉姫』
第15話「月蝕、運命の惜別」
読売テレビ・日本テレビ系
1月16日土曜夕方5時30分~放送!
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また今回、18年前を「ついこの間」と表現していたことから、理玖が妖怪もしくは半妖であるという説も強まりました。果たして理玖は一体何者で、どんな目的を持っているのか……引き続き目が離せない人物です。
りん封印の謎。森の火事、邪見は?
そんな謎多き理玖からの解説により、とわとせつなの出生から彼女たちが離ればなれになるに至るまで、そして犬夜叉とかごめの行方が判明しました。すべては殺生丸が麒麟丸の手から家族を守るためだったようですが……りんの封印については疑問が残っています。
いったい、いつどのタイミングでりんが封印されてしまったのか。森の火事よりも前のことなのか、後のことなのか。妖霊星やの脅麒麟丸の脅威から守るためだとしても、なぜ時代樹の中に封印という特殊な形をとる必要があったのか……。
時代樹への封印には夢の胡蝶との関わりも指摘されていますが、胡蝶に奪われたせつなの夢の受け皿として封印され、代わりにせつなが見るはずだった夢を見続けているのではないかという見方もあるよう。
せつなが夢を奪われたのは森の火事より後のことであるはずなので、そうだとすればりんが封印されたのは火事後の可能性が高そう。りん封印のカギは、夢の胡蝶について紐解かれることで見えてくるのかもしれません。
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