ワンピース研究家として数々のメディアで活躍される神木健二さん。そんな神木さんが推すのは原作者の尾田栄一郎さんが監修を務めているワンピース映画「フィルムシリーズ」。
ワンピース研究家・神木健二さんの対談が掲載
株式会社CyberOwlが運営するエンタメ情報メディア「moviescoop! by aukana」にて、ワンピース研究家として数々のメディアで活躍される神木健二さんと、憧れの人としてルフィを挙げるほどのワンピースファンである株式会社CyberOwl代表取締役社長・田中啓太さんが対談。神木さんらしい考察を交えながらワンピース映画の魅力を語っています。
ワンピースを読みつくした神木さんが選ぶベスト3とは!?
数多くあるワンピース映画の中でも、原作者の尾田栄一郎さんが監修を務めている「フィルムシリーズ」が好きという点で一致した神木さんと田中さん。「神木健児が選ぶワンピース映画ベスト3」とは……?
3位
『ONE PIECE FILM Z』 (公開日:2012年12月15日)3位は敵のバックグラウンドをしっかり描いた『ONE PIECE FILM Z』
『Z』の魅力として「敵のバックグラウンドまでしっかり掘り下げられていること」を挙げています。敵キャラクターをより尊重して描いた作品が『Z』であり、「なぜ彼らがそのようになったのか?」を共有することで作品に重みが出ると尾田氏が考えたのではないかと分析してくれました。
2位
『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』 (公開日:2009年12月12日)2位は尾田氏デザインの動物が愛らしい『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』
神木さんいわく尾田氏がデザインした「クリーチャー(動物)」が多く登場するのがこの作品の魅力だそう。動物たちもきちんと新キャラクターとして描かれている同作ですが、「広く愛される造形の動物を描く」という意味では尾田氏の右に出る方はそうそういないのではないかと語ってくれました。また、神木さんは麦わらの一味が空に浮かぶジャングルを冒険するこの作品を「ザ・少年漫画という感じ」と表現しています。
1位
『ONE PIECE STAMPEDE』 (公開日:2019年8月9日)劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』予告
via www.youtube.com1位はファンへのご褒美になった“お祭り”映画『ONE PIECE STAMPEDE』同作については、その理由に「ファンへの超ご褒美映画であること」を挙げています。尾田氏が制作に深く関わった「フィルムシリーズ」のよいところを踏襲した上で、歴代キャラクターを豊富に登場させる“お祭り”に仕上げたことが大ヒットの要因と分析。隠し要素が多く何度見ても発見があること、そして共闘シーンの面白さを同作の魅力として述べてくれました。
【番外編】ワンピース史上最も異質な作品は…
2『ONE PIECE』マニアが選ぶ、映画版ベスト3は? 1位はあのお祭り作品!

『ONE PIECE』マニアが選ぶ、映画版ベスト3は? 1位はあのお祭り作品!
ベスト3とは別に、ワンピース映画史上最も異質な作品として『オマツリ男爵と秘密の島』を挙げた神木さん。『サマーウォーズ』などで知られる細田守監督作品の同作は、ポスターの楽しそうな奮起とは裏腹に内容も重いホラーテイストであるといいます。ファンの間でも「ワンピースらしくなくて嫌だ」「ワンピースらしくなくて面白い」と意見が分かれた作品だそうです。
本記事ではそのほか、神木さんお気に入りのワンピース音楽やワンピースグッズの楽しみ方なども紹介されています。
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