11月30日(土)発売予定の「なかよし」2020年1月号より『東京ミュウミュウ オーレ!』が新連載開始! 20年前に連載され、アニメ化もされたあの人気作品『東京ミュウミュウ』のイケメン版として話題になっています。そもそも『東京ミュウミュウ』にはイケメンキャラクターが多く登場したのをご存知でしょうか?
『東京ミュウミュウ』がイケメンver.になって復活!
「地球の未来にご奉仕するにゃん!」という強烈なキャッチフレーズを生み出した『東京ミュウミュウ』。2000年~2003年まで「なかよし」で連載された少女マンガです。
イリオモテヤマネコ、スナメリなどの絶滅危惧種の遺伝子と合体することで変身して戦う美少女たちの姿は、ターゲット層だった小中学生の女の子だけでなく、大きなお友達まで多くのファンを虜にし、TVアニメ化もされました。
そんな『東京ミュウミュウ』が約20年の時を経て、『東京ミュウミュウ オーレ!』として「なかよし」2020年1月号より待望の新作連載開始! 今度はどんな美少女が?と思いきや、なんと主役はイケメン(!?)だというのです。
なかよし編集部アカウントにて「俺たち……熱く、大きく、たぎってきたぜ!!」という呟きと一緒に公開されたイラストにSNSは衝撃。
「男……だと……何故男にしたし!?」「私の知ってる東京ミュウミュウと違う 」「なんだこのカオスな状況は」など驚き、喜び、戸惑いなど数々の呟きが見られました。
Twitterでは他にも声優の廣瀬大介さん、千葉 翔也さん、明坂聡美さん、緒方恵美さんらがかつての『東京ミュウミュウ』への想いを語っています。お待たせしたにゃん。みんなに早く会いたかった!
— なかよし編集部 (@nakayosi_manga) November 27, 2019
俺たち……熱く、大きく、たぎってきたぜ!! お礼にたっぷり、ご奉仕するにゃん!#東京ミュウミュウオーレ#東京ミュウミュウ #ご奉仕するにゃん#ミュウミュウ男版#なかよし65周年#常に時代の斜め上#ケモ耳 pic.twitter.com/nNAfkMBh2G
そんな沢山の人を虜にした『東京ミュウミュウ』を振り返ってみましょう!
数々のイケメンキャラクターにも注目です♪
11月27日に解禁された「渋谷葵」は首輪をつけている……!?11月30日発売、なかよし1月号スタートです!東京ミュウミュウオーレ!どうぞよろしくおねがいいたします! pic.twitter.com/SGHS53m6XR
— 青月まどか (@seidukimadoka) November 27, 2019
メイド喫茶にヤンデレ男子!時代を先取りしていた作品
『東京ミュウミュウ』はごく普通の中学一年生・桃宮いちごが、とある事故からイリオモテヤマネコの遺伝子と合体し、生物兵器(キマイラ)“ミュウミュウ”として地球を侵略する“エイリアン”たちと戦うことになる物語。征海未亜さんの読み切り作品『Tokyo黒猫娘』をもとに、『おジャ魔女どれみ』シリーズなどTVアニメの脚本家としても知られる吉田玲子さんがストーリー・エディターを務め、「なかよし」で連載されました。
絶滅危惧種とされる動物たちのDNAと合体するといった設定をはじめ、環境問題に対する提起も多く含まれている作品でもあります。
明るく前向きなヒロイン・いちごに加え、内気で臆病な碧川れたす、やんちゃで幼い黄歩鈴(ふぉんぷりん)、クールな一匹狼の藤原ざくろ、ざくろに憧れるツンデレな藍沢みんと、と王道ながらバリエーション豊かな仲間たちが魅力的です。
『東京ミュウミュウ』がイケメンver.で帰ってくる!? 画像1
via 「東京ミュウミュウ なかよし60周年記念版(1) (KCデラックス)」書影それだけではなく、今なおこの作品が取り沙汰される理由として、「時代を先取りしていた」という評価もよく見かけます。例えば、ヒロインのいちごが仲間たちと共に働いているのは“メイド喫茶”。今であれば普通の設定かもしれませんが、2000年当初はかなり流行の最先端でした。
さらに、ヒロインたちと同じくらい女性読者の心をつかんだイケメンキャラクターたちには、とんでもない“ヤンデレ”が……。
濃すぎるイケメンキャラクターたち
イリオモテヤマネコのDNAと合体してしまったいちごは、ドキドキするとネコ耳とネコのしっぽが生えてしまう体質になってしまい、せっかくいい感じだったクラスメイトの青山雅也くん(CV:緒方恵美さん)とは距離を置くことになってしまいます。告白したいのに出来ない、雨の中、ハンカチでネコ耳を隠しながら涙を流すいちごをそっと抱きしめる青山くんの名シーンは必見。

『東京ミュウミュウ』がイケメンver.で帰ってくる!? 画像2
via 「東京ミュウミュウ なかよし60周年記念版(2) (KCデラックス)」書影さらに、大好きな青山くんという存在がいるのに、いちごには他にも恋のフラグが!?IQ180以上持つ天才高校生で、“ミュウミュウ”を生み出すプロジェクトの施行者である白金稜(CV:遠近孝一さん)は、自らを実験台にしていた経緯から、猫のアルトに変身することができ、度々いちごのピンチを救います。ただし10分以上は猫の姿でいられないのがネックです。俺様キャラかと思いきや、意外と優しい人。アニメ版では、れたすともちょっとイイ感じになります。
そして問題の時代を先取りすぎたヤンデレキャラクター、キッシュ(CV:阪口大助さん)。"ミュウミュウ”の敵であるはずのエイリアンでありながら、異常なまでにいちごに執着する敵キャラクターです。青山くんに一途に恋するいちごを、時には殺したいほど憎んでしまうことも。
今でこそ、ヤンデレキャラクターは女性向けコンテンツのありがち属性ですが、繰り返しますが連載当初は2000年。
阪口大助さんといえば、『銀魂』志村新八のイメージが強い方も多いかと思いますが、実は幼少期にそのヤンデレっぷりにトラウマ(もしくはときめき!?)を植え付けられた人も多かったりして……。
SNSで『東京ミュウミュウ』の思い出を語り合うファンたち
今回の発表を受け、Twitterでは5万ツイートを越えてトレンド入りした『東京ミュウミュウ』。SNSでは、「キッシュはヤンデレだけど本当に一途」「いちごに首輪つけちゃう青山くんもいい」「私は白金稜が好きでした……」と三者三様なイケメンキャラクターたちを懐かしむ声も。
今回の『東京ミュウミュウ オーレ!』ではどんなキャラクターに出会えるのでしょうか?
【ご報告】講談社様原案、漫画青月で、なかよし1月号から新連載させていただくことになりました