アニメ『ダイの大冒険』第56話「受け継がれる心」。ダイの父・バランの最期が描かれた今回、SNS上は涙に溢れました……。ほか見どころのポイントやみんなの感想は?

アニメ『ダイの大冒険』第56話「受け継がれる心」。ハドラーに埋め込まれた「黒のコア」が大爆発。ポップたちは、無事でしたが、その爆発によって崩壊した死の大地から現れたバーンパレスの姿に驚愕します。

同じくバーンパレスにいるはずのダイを探すポップたち。そこで見たものは……父から子へ「受け継がれる心」が描かれた56話を、SNSの声とともにふり返ります。
『ダイの大冒険』第56話、父と子の別れに号泣…EDの歌詞にも...の画像はこちら >>

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイトより

via dq-dai.com

父と子の姿に涙腺崩壊「バランが速水さんで良かった」

爆発の場所をつきとめ、ダイを探しにやってきたポップたち。そこで見たものは、意識を失っているダイの姿と、ダイを守って全ドラゴニックオーラを使い果たしたバランの姿でした。
目を覚ましたダイは衝撃を受けますが……バランは、涙するダイを「みんなを困らせてはいかん」と諭し、残されたすべての想いをダイに伝え、魂を託すのでした。

この衝撃の場面を受け、SNSには涙腺崩壊する人が続出。バランの死を悼む声がさまざまな角度からSNSに寄せられました。「最後にダイがバランのことを初めて父さんって呼ぶとかこんなの…」と、ようやく素直になれたダイの心情に寄り添う声。
また「ディーノではなくダイと呼ぶバランの気持ちを考えたら涙が」「バランがダイの名付け理由知ってるのと知らないのでは解釈全然変わってくる」「ダイの育ての親に対して尊敬の念を抱く流れにより深みが増した」と、改めてアニオリを評価する声も。さらに「 不器用な親父で言葉にはしないけど子を案じる姿勢は堪らなく好きだった」「バランさんの想いがちゃんとダイくんに伝わって良かった」と、最後の最後でようやく通じあえた父子の姿に言及する声もありました。また、バランを演じた速水奨さんの演技にも「優しい声ながらも強く息子を送り出す姿は正に父親」「内にある繊細さや不器用な愛情を引き出して本当に素晴らしかった」「正直、バラン役が速水奨さんと知った時、『意外』と思った」「ここにたどり着くキャスティングだったんだな」「速水さんがバラン役で本当によかった」と、大絶賛の声が続出。

「観れて幸せだけど悲しい」という声もあり、視聴者にとって忘れられない別れとなりました。

アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 第56話予告 「受け継がれる心」

via www.youtube.com

仲間それぞれの言動に注目「おっさんの心遣いがいい」

バランの死に際して、それぞれのパーティーメンバーが取った行動にも注目が集まりました。

意地を張り続けたダイにクロコダインがかけた「父さんと呼んでやれ」という言葉には「ダイの背中を押してくれるクロコダイン」「クロコダインの人の良さが一番泣ける」「おっさんの心遣いが優しい」との声が。また、憤るポップにヒュンケルが言った「親を失うというのは身を切られるほどの苦しみだ」言葉には「ヒュンケルが言うと説得力がありすぎる…」「バランの死とバルトスと重ねるヒュンケルの回想をここで持ってくるか」と、その生い立ちを改めて振り返る声も。さらに、バランの死を受け止めて進むべきだというパーティーに、ポップが声を荒げて「てめえらには血も涙もねえのか!」と言う場面。
これには「この中で、おそらく『親の死』を経験してないのはポップだけ」と、その痛みを経験していないからこそ、ダイの心の痛みを思って“撤退”を提案できたのではないかという考察が。そしてそのポップの言葉を受け、ダイが「俺のことなら心配いらない」と返すやり取りには「ポップが『撤退しよう』と言ったことは間違いなくダイの心を救ったと思う」「ポップに改めて言われたことで逆に決断ができたという気がする」と、改めてダイとポップの関係に感極まる人の声が多く見られました。
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