紙芝居形式でおくる、新感覚ホラードラマ『闇芝居(生)』がテレビ東京・TVerほかにて大好評放送中。そんな『闇芝居(生)』の魅力を、イベント編&インタビュー編の2本立てでたっぷりとご紹介! まず本記事では9月19日に開催された生配信イベントの様子をお届けします。
豪華なキャスト陣が毎回出演し、1回の放送を3話のショートホラーストーリーで構成する、短編集ドラマです。
9月12日には生配信イベントも開催され、SNS上でも大きな反響が。
今回はその2回目となる9月19日のイベント『闇芝居宴 ~愉しい宴をお届けします~』にお邪魔してきました!
登壇したのは一ノ瀬竜さん、白又敦さん、杉江大志さん、田中稔彦さん、橋本祥平さん(五十音順)の5名。
フリートークから怪談朗読、ミニゲームと内容も盛りだくさん。
視聴しているファンの皆さんのコメントも番組専用チャットで取り上げられるという距離感の近い配信イベントでした。
さて、いったいどんなホラーが繰り広げられるのでしょうか……?
“よってらっしゃい、みてらっしゃい、『闇芝居(生)』のイベント編の時間ダヨ。”
“ホラー”なはずなのに序盤からイジり開始!?
俳優5名が和気あいあいと登場し、一瞬、ホラードラマのイベントだということを忘れそうになる明るい雰囲気の会場。序盤の時点で各人のキャラの濃さが際立ちました。
自己紹介をかねたオープニングトークで、一ノ瀬さんが「今日のイベントは最初にちょっとだけボケる、そして最後にすべてを回収して帰る」という意気込みを見せたところ、白又さんが「先週の、第1回目のイベントにも僕と祥平(橋本さん)は出させてもらってたんですけど、今この時点で全然(前回と)毛色が違います。さっき楽屋でみんなと『今日は好き放題できるな……』って話していました。(笑)」と顔見知りのメンバーが集まったからこそ生まれる、仲の良さがにじみ出ていました。
ドラマ本編の撮影を振り返る場面で田中さんは「事前にいろいろと考えて、いざ現場に入ってみると、ドラマ『闇芝居(生)』は、写真をコマ送りでつなぎ合わせ、後から声を当て込む特殊な撮影技法で作られていて、僕の演技プランはすべて水の泡と化しました(笑)。
僕自身はじめての経験ばかりでしたし、おそらくスタッフさんも今回はじめて実践したことも多かったんじゃないかって思うんですけど、現場がとても楽しくって皆さん笑顔でしたね。」と、ホラードラマの撮影にも関わらず、意外にも明るい現場だったことが判明しました。
MCの野沢アナウンサーにより各人がイジられはじめるなか、最初の標的となったのは杉江さん。
直近の9月16日で放送された「友無洞」の最後のシーンを再現してほしい、という無茶ぶりが。
とはいえ、ここはさすが役者。少し動揺しつつも全力で再現した杉江さんに対し、会場では驚きのあとに拍手が。
そこに橋本さんがすかさず「やっぱり闇芝居のイベントってこうじゃないとね!」とツッコむという、完璧なコンビネーションでオチをつけました。

杉江さん「お化けはムリ、ゾンビなら倒せる」
イベントの目玉の一つである、『怪談(生)朗読』コーナーで披露された怪談は全5話。5名がそれぞれの個性を生かし、演技のなかに工夫と効果音を加え、怪談という一つの芸術をステージ上で作り上げていきます。
あまりの緊迫した演技に、橋本さんから「のめり込みすぎて途中で手が痺れてきました……というか、あれ、僕、今、演じてました……? 記憶が……」と、“憑依されていた”かも?という発言も。
変化球だったのが、一ノ瀬さんの腹話術のような「タロちゃん」の朗読テクニック。終わったあとに会場が静まり返るほどの恐怖と臨場感がありました。

実は、杉江さんはホラーが大の苦手とのこと。
「お化けなんて見えなきゃ大丈夫だよ」という周りの声に対して、「見えないから怖いんだって。だって見えないとなんも反撃できないじゃん! あ、ゾンビだったら怖くないよ。だって、あいつらなら倒せるじゃん。」というまさかの返しに、番組のチャット上では「大志くん、どした?」「ゾンビなら勝てるんかい」というコメントが多数寄せられました(笑)。

俳優たちに巻き起こった『怖い実話』
一転して明るい雰囲気に戻り、過去に体験した“怖い話”を紹介する『僕、ビビリでごめんなさい』のコーナーへと移ります。こちらはホラーに限らず、とにかく“怖かった”実体験なら何でもOK。
まず白又さんが両手挙手で切り出したのが、とあるお店の話。
「特殊な注文方法をする某ファストフード店ってあるじゃないですか、例えば、野菜は何を入れますか、豚ですか牛ですか、バンズの焼き加減はどうしますか、とか。
これ初見殺しがすごくって、はじめて入店したときに注文方法がまったく分からなくって、やりとりしている内に後ろがどんどん混んでて……、そのときの後ろの人の目がすごく怖かった!!!」
そこに橋本さんが「それは“何”ウェイ?」と匂わせ、白又さん「えっと、地下鉄の方のお店で……」と慌てる一幕が。
杉江さんは「僕はパクチーが怖いです。何が怖いって予期せぬところにシレっと入っているところ(笑)。
この間、メニューに“四川風ピリ辛山椒入り”と書いている麻婆豆腐を見つけて『ああ、山椒効いてるんだな、いいなぁ、おいしそ』って注文していざ食べてみたら、パクチーが入ってて、どうしよう……ってなりました。」
一方、「あれ、僕、はじめて大志くんと意見が分かれたかも知れない」とパクチー“いける派”の橋本さんがコメントすると、「俺、祥平のこと友達だと思ってたのに……」と突如、友情崩壊の危機が到来。
「じゃあ、大志くん、一回極限までおなかを空かせて食べてみるといいんじゃない?」などいくつか提案が出るも、田中さんが「俺、前にYouTubeで『3日間断食したあとに、嫌いなパクチーを食べたら』っていうのを見たことがあるけど、その人もやっぱり食べられてなかったよ。」という応戦がはじまり、他のイベントでは決して聞くことができない貴重な“パクチートーク”が展開されました。

即興芝居はハードすぎて大事故が続出!?
くじで引いた“怖いお題”を、即興演技で表現するという『怖キュン演技』は、本当に打ち合わせなしの一発本番という二重の意味で怖いコーナー。挙手順で発表していくのですが、あとになればなるほどツラくなる様子。

・杉江さんのお題『飲み屋でつまみを食べていたら、隣の席の人のつまみだったことに気づく』
・橋本さんのお題『コンビニで、ジュースを買う前についフタを開けてしまった』
・一ノ瀬さんのお題『前から手を振る人が来るので、笑顔で振り返したら自分に対してじゃなかった』
・田中さんのお題『街でチンピラに絡まれている女の子を助けて、カッコつけて振り返ったら、そこにいなかった』
・白又さんのお題『食べ残し禁止のお店に入ったら、すぐにお腹一杯になった』
井口監督が用意したお題の攻め具合が桁外れでした。
途中で出口の見えない演技の迷宮に迷い込む人が続出。

「これは、ワシがまだ若かった頃の話じゃ……」という、まさかのおじいちゃんの回想シーンから演技がスタート!
若者時代のヤンキー風な演出と、振り返って女の子がそこにいなかったときのオチまでの流れが完璧。
その後イベントでは終始、このおじちゃんネタがあらゆる話のオチに使われることに。
怪談朗読はとっても怖いのに、ところどころで「ホラードラマのイベントだ」と忘れるほど、たくさん笑える『闇芝居宴 ~愉しい宴をお届けします~』。
一度のイベントのなかにたくさんの工夫が凝らされています。
10月4日には第3回目のイベントも予定中!
登壇者は北川尚弥さん、佐藤永典さん、髙﨑俊吾さん、平野良さん、深澤大河さん。
こちらもぜひチェックを!
(※キャストは変更する可能性があります。)
さて次はいよいよ橋本さん・杉江さん・白又さんへの独占インタビュー編!
どうぞお楽しみに♪
“おしまい”。
撮影・文/ナスエリカ

イベント概要
ホラーが苦手な人も大丈夫♪♪配信イベント『闇芝居 宴(えん)~愉しい宴をお届けします~』
出演者:一ノ瀬竜、白又敦、杉江大志、田中稔彦、橋本祥平
日時:9/19(土)15:00公演
次回イベントの情報も解禁!
最新イベントの情報も到着!まだ登場していなかったキャストや女性陣も新たに参戦!
【配信イベント『闇芝居 宴(えん)~愉しい宴をお届けします~』開催日時・出演者】
※敬称略、五十音順 ※キャストは変更の可能性があります。
■10/10(土)15:00公演/18:30公演
相沢梨紗・鹿目凛・十味・中村守里
■10/24(土)15:00公演/18:30公演
君沢ユウキ・世古口凌・谷佳樹・濱正悟・深澤大河
■10/31(土)15:00公演
君沢ユウキ・佐藤永典・谷佳樹・西川俊介
■10/31(土)18:30公演
相沢梨紗・中村朱里・雛形羽衣・的場華鈴
■11/14(土)15:00公演/18:30公演
佐藤貴史・佐藤永典・世古口凌・西川俊介・濱正悟・深澤大河
【視聴券】
3,000円(税込) https://eplus.jp/yamishibai_sp/
番組概要
【番組名】水ドラ 25 「闇芝居(生)」【放送日時】毎週(水)深夜1時28分~1時58分
【放送局】テレビ東京
【原作】アニメ「闇芝居」(テレビ東京)
【出演】相沢梨紗 一ノ瀬竜 鹿目凛 北川尚弥 君沢ユウキ 佐藤永典 佐奈宏紀 白又敦 杉江大志 世古口凌 髙﨑俊吾 田中稔彦 谷佳樹 十味 中村朱里 中村守里 西川俊介 橋本祥平 濱正悟 雛形羽衣 平野良 深澤大河 的場華鈴 宮澤佑 /
岩上隼也 奥山雄太 桜木梨奈 佐藤貴史 沢井正棋 篠田諒 白石優愛 高橋郁哉 中島はるみ
松林慎司(五十音順)
【声の出演】津田寛治
【チーフプロデューサー】森田昇(テレビ東京)
【プロデューサー】漆間宏一(テレビ東京) 船田晃
【監督】井口昇 熊谷祐紀 大野大輔
【脚本】井口昇 岸野聡子 熊本浩武 佐々木充郭 山口綾子
【製作著作】「闇芝居(生)」製作委員会
【制作】テレビ東京/ディアステージ
【番組公式 HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/yamishibai_iki/
【公式 Twitter】@yamishibai_iki https://twitter.com/yamishibai_iki「#闇芝居生」