numanの名物企画『沼落ち5秒前!インタビュー』が復活! 旬の俳優・声優らをゲストに迎え、あなたの明日の沼をナビゲート。リニューアル第2回目は、コスメ業界の“W王子”が甘い恋に落ちていく、純愛ラブストーリードラマ『コスメティック・プレイラバー』で主演する奥野壮さん&豊田裕大さんに登場していただきました。
「沼落ち」一問一答ではそれぞれの個性が見えてくる回答やカメラロールの写真を公開。後半の2ショットインタビューでは、二人が「大事なシーンだった」と語る1話のキスシーンの時に生まれた感情や、撮影の裏話をたっぷりと伺います。
奥野壮さんをもっと知りたい!30問のQ&A
Q.この世界に入ったきっかけは?
奥野:
父親が勝手に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募しました。
Q.尊敬する、憧れの俳優さんは?
奥野:
生瀬勝久さんです。
Q.その理由は?
奥野:
生瀬さんとは『仮面ライダージオウ』で1年間共演させていただいて。同じ大阪出身で先輩として学ぶべきところもたくさんあり、僕は勝手にお師匠さんみたいな方だと思っています。
Q.最近よく一緒にいるなという俳優仲間は?
奥野:
『下剋上球児』で一緒だった役者とは今もよく遊んでいます。小林虎之介くん、生田俊平くん、福松凛くんとか、その辺りとは一緒にいます。

Q.俳優仲間には相談をするほう? 相談を受けるほう?
奥野:
相談を受けるほうです。
Q.どんな相談?
奥野:
お芝居のことが多いですね、現場での居方とか。でも相談というより、お互いに思っていることを言うみたいな感じです。「どう思う?」って聞かれたら、「俺はこう思う」みたいな、そんな会話はよくしますね。
Q.ご自身の性格を一言で言うと?
奥野:
負けず嫌い。
Q.俳優仲間やスタッフさんなどから褒められて嬉しかった言葉は?
奥野:
『下克上球児』の撮影中に監督さんから芝居をたまに褒めていただくことがあって、それはとても嬉しかったですね。
Q.ご自身で思うチャームポイントは。
奥野:
えくぼです。
Q.趣味はなんですか?
奥野:
父親や友だちがやっていたのでゴルフです。この1年ぐらいで始めました。
Q.明日から急に3日間の休み、どんなふうに過ごしますか?
奥野:
1日目は遅くまで寝て、漫画を見て、寝る。2日目も漫画、寝る。3日目はドラマや映画を観て、あとちょっとゴルフの打ちっぱなしに行くかな。

Q.カラオケの18番は?
奥野:
クリス・ハートさんの『I LOVE YOU』です。
Q.部屋の中で一番ほっとする場所は?
奥野:
ベッドの上です。
Q.ご自身を動物に例えるとしたら?
奥野:
猫。結構マイペースに自分勝手に生きているので。
Q.好きな色は?
奥野:
ベージュ。なんか、ふわっとした色が好きですね(笑)。
Q.これが苦手というものは?
奥野:
キノコ類全般。
Q.インドア派? アウトドア派?
奥野:
完全にインドア派。唯一ゴルフがアウトドアといえばそうですね。
Q.挑戦してみたいスポーツは?
奥野:
経験はないんですけど、サッカーをやってみたいです。
Q.最近のファッションの傾向は?
奥野:
ないです。仕事では衣装を用意していただくことが多いのもあって、あまり服装を気にすることがないんです。多分ここ3、4年、洋服を買ってないです。
Q.最近これを見て泣いたことはありますか?
奥野:
ドラマ『アンメット-ある脳外科医の日記-』は泣きましたね。

Q.この景色が好きというのは?
奥野:
銭湯。ああいうちょっとモダンな感じの雰囲気好きですね。めっちゃ行きます。
Q.こんな仕草や行動にグッとくる(心を動かされる)というのは?
奥野:
仕事に対して真摯に向き合っている姿を見たらグッときます。お兄ちゃんが家で仕事をする人で、真剣にやっている姿を見るといいなと思います。
Q.「いいな」「好きだな」と思ったら自分から言うことができるほう? 待つほう?
奥野:
自分から言います。
Q.学生時代、「これでヒーローだった!」という経験はありますか?
奥野:
ヒーローの経験はないかな。でも、めちゃくちゃモテましたよ(笑)。
Q.これまでで緊張した場面といえば?
奥野:
『仮面ライダージオウ』の記者会見は相当緊張していましたね。大人の世界に足を踏み入れた感じがして、すごく緊張しました。
Q.「転機」となったと感じる時期はいつ?
奥野:
やっぱり『仮面ライダージオウ』です。それ以外なら、『下剋上球児』は転機というか、役者としていい変化が生まれた作品だと思います。生瀬(勝久)さんとも再共演できて嬉しかったのもありますし、同世代の役者と絡んでもっと頑張んなきゃって、改めて思いました。
Q.カメラロールにあるお気に入りの写真は?
奥野:
『下剋上球児』のメンバーに誘ってもらったバーベキューに行ったときの写真です。

Q.俳優活動で大事にしていることは何ですか。
奥野:
ラフに、気楽に。自分の気持ちをフラットに持っていくことが僕にとっては大事です。
Q.他ではあまり語られてないけど、「実は〇〇なんです」ということを教えてください。
奥野:
実は3日坊主です。結構飽きてしまうことが多いですね。筋トレや柔軟体操、朝散歩するとか、色々やってきましたけど、全部3日坊主で終わったんです(笑)。
Q.あなたにとっての「沼」、今一番ハマっていることは?
奥野:
大谷翔平さんを観ることです。
豊田裕大さんをもっと知りたい!30問のQ&A
Q.この世界に入ったきっかけは?
豊田:
大学生のうちにやってみたいと思っていた職業だったので飛び込んでみました。『MEN'S NON-NO』で(モデルを)1年間やらせていただいて、そのあと俳優に……という感じです。
Q.尊敬する、または憧れの俳優さんは?
豊田:
ティモシー・シャラメ。あの漂う雰囲気というか、全体の感じが好きです。この間『キング』という作品を観たんですけど、大事にしていた戦友がなくなった、というシーンのお芝居が本当にすごくて。ものすごく憧れます。

Q.最近よく一緒にいるなという俳優さん、あるいは仕事仲間は?
豊田:
正名僕蔵さんと小野寛幸さん。プライベートでよく会ってます。
Q.俳優さん仕事仲間などに相談をするほうですか?または受けるほうですか?
豊田:
相談します。積極的に聞いてみるほうです。先輩であっても、後輩であっても聞くようにしています。
Q.ご自身の性格を一言で言うと?
豊田:
「不思議」。自分が理解できない部分もあって(笑)。不思議だな、と。
Q.俳優仲間やスタッフさんなどから褒められた嬉しかった言葉は?
豊田:
「カッコいい」ですね。シンプルな言葉のほうがすごく嬉しいかもしれないです。全然言われ慣れてないので、言われるとニヤってなっちゃいます(笑)。
Q.ご自身で思うチャームポイントは?
豊田:
目。僕の目って三白眼っていうらしくて、ちょっと鋭いんですけど、それが武器だったりするのかなぁと思ってます。
Q.趣味は何ですか?
豊田:
最近はYouTubeのショートで、ただただ遠方にご飯を食べに行くという動画があって、それを見るのが好きです(笑)。
Q.明日から急に3日間の休日があったとします。どんなふうに過ごしますか。
豊田:
高原に行きたいです。ゆっくりしたいです。
Q.カラオケの十八番は?
豊田:
サザンオールスターズさん。最近歌ったのは桑田(佳祐)さんの「祭りのあと」です。
Q.部屋の中で一番ホッとする場所は?
豊田:
玄関。入ってきた瞬間にホッとします。

Q.自身を動物に例えたら?
豊田:
ドラゴン。例えるというか、ドラゴンになりたいです。願望込みです。
Q.最近のファッションの傾向は?
豊田:
今日着てる服装もそうですけど、ちょっと一見合わせるのが難しそうな色味を合わせて着るのがカッコいいなと思ってます。
Q.好きな色は?
豊田:
緑。
Q.これが苦手というものは?
豊田:
満員電車。

Q.インドア派? アウトドア派?
豊田:
(食い気味に)インドアです。
Q.挑戦してみたいスポーツは?
豊田:
クラシックバレエ。
Q.涙もろいほうですか?
豊田:
いや…そんなことはないです。
Q.最近「これを見て泣いた」という作品はありますか?
豊田:
結婚式の動画です。新郎新婦がいる前で、2人の3歳から大人になるまでの成長を役者さんが演じる映像があって、それで号泣しました。
Q.この景色が好き、というのありますか?
豊田:
地元の小田原に「海への扉」という場所があるんですけど、そこの景色がすごく好きです。
Q.こんな仕草や行動にグッとくる、心を動かされるというのはありますか?
豊田:
僕の知らない話をされたら心惹かれます。あまり知らないジャンルのことを教えてくださったり。素敵だなと思います。
Q.いいな、好きだなと思ったら自分から言いますか? 待ちますか?
豊田:
言います。自分から言うほうです。
Q.カメラロールにあるお気に入りの写真は?
豊田:
これは韓国で食べたタッカンマリ。有名なお店で食べたんですけど、めちゃくちゃ美味しかったです。

(写真提供:豊田裕大さん)
Q.学生時代、「これでヒーローだった!」という経験はありますか?
豊田:
プロになりたくて真剣にやってたので、バスケットボールだと思います。
Q.これまでで緊張した場面といえば?
豊田:
舞台『ハムレット』は本番の2ヶ月間、ずっと緊張していました。緊張は最後まで解けないまま。一番最後に出てくる役なので、日々、戦ってました。でもそれが全く苦じゃなくて、いい緊張だったなと思います。
Q.「転機」となったと感じる時期はいつ?
豊田:
『MEN'S NON-NO』に入ったときです。
Q.お仕事をするうえでスイッチを押される瞬間は?
豊田:
本当に毎回、それぞれのお仕事でスイッチが押されてる気がします。最近撮り終えた作品でも成長させていただいたと思うことがあって、そういう一つ一つがスイッチかなぁという気がします。
Q.俳優活動で大事にしていることは?
豊田:
フラットにクレイジー。そうなれるようにしたいなと思ってます。
Q.他ではあまり語られてないけど、「実は〇〇なんです」ということを教えてください。
豊田:
難しい…実はシジミが嫌いです。…すみません(笑)。
Q.あなたにとっての「沼」、今一番ハマっていることは?
豊田:
本を読むことです。
二人の感覚を大切に演じた。メイクシーンは緊張!

――ここからはドラマ『コスメティック・プレイラバー』について伺います。間宮棗(なつめ)を演じられた奥野壮さん、佐橋斗真を演じられた豊田裕大さん。それぞれの役を演じるにあたって意識したところ、大事にしたところを教えてください。
奥野:
僕は現場で生まれる空気や感情を一番大事にしていました。もちろん準備するものはあるけど、現場入ってからの感覚を大事に、という意識が強かったです。
豊田:
佐橋は大まかにいうとクールな役だったので、あまり浮き沈みがないというか、ビックリしたことを表に出さないというのをどう表現するか。所作をゆっくりしたり、動きも含めて考えました。
――撮影現場に入っていく中で感じられたことは?
豊田:
撮影前に台本を読み合わせる「本読み」があったのですが、そのときの奥野くんの印象と現場に入ったときの印象が違っていて、すごくやりやすい気持ちになれたという印象があります。
奥野:
意識してたわけじゃないんですけど、やっぱり現場での感覚は大事にしてましたし、毎回毎回その感覚は違いましたね。想定している動きや想定している言い方みたいのはありますけど、相手の言い方だったり感情を純粋に受け取れるようにと意識して、二人の感覚みたいなものは大事にしていました。

――作品を拝見すると、表情やリアクション、ふとした仕草といった部分が二人の関係性を表していたように感じました。そこは二人の感覚が作り上げたものだったんでしょうね。
奥野:
そうですね。やっぱりその場にいると、あれ?こういうふうに感じるんだ、みたいなことはあるので、そこはできるだけ自然に。
――二人の関係性の微妙な表現は、この作品においては特に大事ですよね。
豊田:
そうですね。現場に入っていく中でいろいろと話せたので、それがよかったのかなと思います。
――お二人の中で演技を詰めたり、話し合ったりしたんですか?
奥野:
ほとんどのシーンは話し合ったよね。
豊田:
キスシーンだとか、どちらかが気持ちをぶつけるシーンとか、そういうときはもちろん話し合いました。ごく普通の日常のシーンでも、こういう会話の感じがいいかなとか、監督も含めて3人で相談しながら撮影していました。
――そして、この作品はラブストーリーであると同時にお仕事ドラマという側面もあって、BA(ビューティー・アドバイザー)としての二人の成長も描かれていますよね。
奥野:
僕は人に対してメイクをしたことがなかったので、それだけで結構ドキドキでした。もちろんメイク指導をしてくださる方もずっと現場にいらっしゃって、細かく教えていただいてから撮影に入ったんですけど、いざ本番になるとちょっと緊張して……緊張してたよね(笑)。
豊田:
(小声で)「あ…ヤバい…」みたいな(笑)。
奥野:
そんな感じでした(笑)。でも徐々に徐々に僕たちも役とともに成長していったと思います。
豊田:
佐橋が、BAとしてどんどんレベルアップしていくんです。だから、そこに追いついていくのがちょっと大変でした。最初のほうはゆっくりした感じで見せて、レベルの変化も出せればと意識しました。

――この作品でメイクに関する意欲、意識も変わったりしました?
奥野:
はい、作品中は(笑)。
豊田:
あはは。「作品中は」(笑)。
奥野:
美容意識高めになって、いつもより丁寧にスキンケアしたりとかしてましたね(笑)。
――豊田さんは?
豊田:
メイクはしないんですけど、スキンケアとか、食生活など美容に関してのことは好きなほうなので、そこは変わらず…っていう感じでした。
「ベッドではガチ寝してます(笑)」「キスシーンは話し合って臨みました」

――撮影を振り返って、印象に残っているシーンなどありましたら。
奥野:
二人ベッドで寝るシーンがあるんですけど、二人とも本当に寝てます(笑)。
豊田:
そうだった(笑)。
奥野:
芝居でも何でもないガチ寝がありました(笑)。
豊田:
僕は1話の最後のキスが印象に残ってます。そのシーンは、すごく話し合って臨んだシーンでした。物語としてだけじゃなく、僕と奥野壮くんとの生活の中でも大事なシーンだったと思います。
――もちろん役としてのあり方もそうだけど、個人の関係性にとっても大事なシーンだったという?
豊田:
そうですね。こうやって作っていこうというのをシーンで再確認できたというか。
奥野:
あのシーンは大事だったなと思いますし、印象的です。
――緊張感も?
奥野:
なんだろう…緊張というより、わくわく。これから何が起こるんだ?ということを一番最初に視聴者に伝えるシーンなので、僕らもドキドキしていたし、それが終わった後にワクワクして、これから何が始まるんだ、どう進んでいくんだ、みたいなことを感じる場面で、現場でもそのわくわくを感じました。

――二人の関係、キャラクターも含めてあのシーンで表現してますよね。では楽しみにされてる方にこんなふうに楽しんで欲しい、というメッセージを。
奥野:
ガチ寝のシーンはお見逃しなく(笑)。あとは、二人でずっと…プライベートでも撮影中でもコミュニケーションを取りながら、僕たちが本当に楽しんで撮影してきたというのが映像にも出てると思うので、二人の空気感をぜひ、ドキドキキュンキュンしながら楽しんでください!
豊田:
男性のBAという設定も珍しいと思いますし、二人がどういうふうに成長していくのかも注目してほしいです。僕たち以外のキャラクターも魅力的なので、そこも楽しみにしていてほしいです。
――確かに、曽野舜太さん演じる南条など個性の強いキャラクターも出てきますよね。
奥野:
キャラ濃いですよ(笑)。
豊田:
大変そうだなって。
――関西弁が印象的でした。
奥野::
曽野くんは三重で、僕は大阪出身なんですけど、彼の三重も関西弁なんですけど、全然違うんですよね。でも振り切ってやってましたよね。
豊田:
やるごとにどんどん。
奥野:
ギアが上がって、どんどん面白かった(笑)。そういったキャラクターも含めて楽しんでいただける作品だと思いますし、佐橋と棗の関係性は「キュン」ももちろんなんですけど、「頑張れ」もあると思うんですよね。そんな気持ちで見ていただけたらなと思います。
(執筆:田部井徹、富田陽美、撮影:笹井タカマサ)
<ヘアメイク>奥野さん:松本真由子、豊田さん:速水昭仁
<スタイリスト>奥野さん:三宅剛、豊田さん:杉浦優
<衣装クレジット>
奥野さん:ジャケット ¥74,800 ナノアット(ジョワイユ 03-4361-4464)
豊田さん:ニット¥38,500 Blanc YM(TEENY RANCH 03-6812-9341)、
パンツ¥24,200 FARAH(URBAN RESEARCH ONLINE STORE 050-2017-9011)、
シューズ¥41,800 Pantofola d'Oro(ADONUST MUSEUM 03-5428-2458)
Instagramも公開中!
『コスメティック・プレイラバー』作品情報
『コスメティック・プレイラバー』
8月5日(月)26:55~よりフジテレビで放送開始、
FODで独占配信開始、TVerで見逃し配信
※放送・配信時間は変更する場合もございます。
ドラマ公式サイト:https://www.nbcuni.co.jp/jcon/cosmeticplaylover/
(C)楢島さち・libre/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
プロフィール
奥野壮(おくの・そう)2000年8月21日生まれ、大阪府出身。
公式サイト●https://www.oscarpro.co.jp/#/profile/entry/156075
豊田裕大(とよだ・ゆうだい)1999年4月10日生まれ、神奈川県出身。
公式サイト●https://topcoat.co.jp/yudai_toyoda