それなんて○○(それなんて○○)とは、現実にはありえない話をする人に対して「それ、なんてタイトルの作品?」と聞き、遠回しに「作り話だよね」と揶揄するネットスラング。
意味
現実にはありえない話をする人に対して「それ、なんてタイトルの作品?」と聞き、遠回しに「作り話だよね」と揶揄するネットスラング。作り話でなく、「そんなことが現実にあるなんてすごい」という驚きのニュアンスで使うこともある。
元ネタは?
一説によると、1999年に『あやしいワールドⅡ』という電子掲示板にて、現実味のない恋愛話に対して「それなんてエロゲ」と誰かがつっこんだのがはじまりとされる。そのようなゲームには、しばしば“美少女5人が自分を奪いあう”といった夢のようなストーリーがあるためである。
そこから「それなんてホラー映画」という感じでバリエーションが増えていき、アニメ作品等へのツッコミとしても使われるようになった。
ちなみに、自分の身に起きたありえない事象を、“それ”ではなく「これなんて○○」と表現することも。元ネタがエロゲー話であることを知らずに、「それ(これ)なんて○○」を使っている人もいるかもしれない。
例えばこんな会話で♪
A「足をくじいて困ってたら、イケメンにお姫様だっこで救護室に運んでもらえたの」B「それなんて少女マンガ」
A「親にBL読むの禁止された」
B「それなんて拷問?」
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