ショタ(しょた)とは、ローティーンの少年のこと。 また、未成熟な少年に愛情・執着を抱く少年愛好家(=ショタコン)を指す。
「ショタ」の意味
ローティーンの少年のこと。幼く可愛らしい容姿の少年(キャラクターも含める)を表す言葉。また、未成熟な少年に愛情・執着を抱く少年愛好家(=ショタコン)を指すこともあるが、ショタはあくまで少年を意味し、ショタコンとは違う言葉なので用法には気をつけたい。
「ショタ」の由来・語源
半ズボンと白い靴下を履いた童顔の少年の代表として 『鉄人28号』の主人公・金田正太郎が挙げられ、 その名を取って“ショウタロウ・コンプレックス(ショタコン)”とされたのが語源とされる。やがて、ショタコンからショタのみが抜き出され、ショタコンの対象となる少年という意味で用いられるようになった。
元々、ショタコンは ロリータ・コンプレックスの反対語として発案されたもの。
一方で、 ショタコンという言葉が存在する前から少年愛は存在した。
古くは古代ギリシャや古代ローマでは、少年を愛でる風潮があり、 中世カトリックの時代には修道院の禁欲生活に耐え切れない大人たちが 少年たちとイケナイ行為をしていたとされる。
芸術家たちはさらに大胆で、 画家のカラヴァッジョは少年を題材にショタコンだろ! と 疑われてもおかしくない作品を何点も描いており、 ダ・ヴィンチにも美少年の弟子がいたという。
日本では「衆道」と呼ばれる文化で、武士の嗜みとして公認されており、 寺の坊主たちも稚児たちとイケナイ関係を持ったりしていた。
そう考えると、命名は“ロリ”より後でも、 文化としては“ショタ”の方が長いといえるかも知れない。
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「ショタ」に関連する言葉
・ロリ⇒ロリータの略称のこと。幼女や少女を指すことが多い。・イケショタ⇒イケショタの“イケ”は“イケメン”を意味し、外見または内面がイケメンな少年のことを表わす。
・男の娘⇒女の子にしか見えない男の子のこと。おもにかわいらしい女装をしている少年のことを指す。
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