その愛くるしさに癒されるとTwitterを中心にネットで人気のマンガ『ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)』。世界観の可愛さの一方で、毒のあるストーリーに考察も盛り上がり、ファンを惹きつけています。今話題のキメラとの関係についての考察が加速中……?
イラストレーターのナガノさんが描く『ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)』は、なんか小さくてかわいいやつ、通称ちいかわと、ハチワレやうさぎといったキャラクターたちが繰り広げる物語。人間の“こういう風になってくらしたい”という願いを具現化させた存在であると言われるちいかわたちの、きゅるんとした愛くるしさが多くの読者を魅了し、最新話が更新されるたびにTwitter上でトレンド入りするなど今大人気の作品です。
『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』1巻(講談社)画像
via 『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』1巻(講談社)しかし実は『ちいかわ』はかわいいだけの作品ではありません。ほんわかとした世界観の中でも、ちいかわたちは“討伐”などの仕事をしながら時給自足の生活を営んでおり、彼らが可哀想な状況に陥るシビアでハードな衝撃展開もたびたび訪れるのです。
そんな『ちいかわ』には「実はディストピア?」「ちょいちょい不穏……」「怖い」なんて声も上がり、ダークな側面も持つ深いストーリーの考察を楽しむファンもいるほどで、様々な予想が盛り上がっています。
ちいかわ達と“キメラ”の謎
そんな中で今注目を集めているのが「ちいかわ自身が討伐対象のキメラになってしまうのでは」という説。以前「こんなになっちゃった」と泣きながら攻撃してくるキメラの回や、モモンガと“でかつよ(なんかでかくて強いやつ)”の入れ替わりを匂わせるような回がありました。
単話であればただの日常ドタバタ話として読めるのですが、ネットをザワつかせたのはある“おっきい討伐対象”であるキメラの回。
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