昨年12月から今年1月にかけて東京・池袋で開催され、好評を博した『画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~』が、名古屋でも開催されることが決定した。

映画化もされた代表作『ソラニン』をはじめ、『おやすみプンプン』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』など、これまで数々の話題作を発表してきた浅野いにお。
同展は、浅野の画業20周年を記念し、これまでの20年間で出版されたすべての漫画作品を展示するものだ。

展覧会のタイトルの「Ctrl+T」は、フォトショップのショートカットキーで「拡大・縮小」。浅野の最大の特徴は、絵をパソコンに取り込んで編集作業を経て完成されることで、「Ctrl+T」は一番よく使うショートカットキーであり、2010年に出版された浅野の画集のタイトルになっている。その続編という意味で、「Ctrl+T2」というタイトルが付けられた。

会場には、『ソラニン』『おやすみプンプン』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』『うみべの女の子』『零落』といった作品や短編作の原画やネーム原稿、初めて出版社に持ち込んだ原稿が登場。浅野の代名詞である手書きの作画と写真を取り込んだCG作画の融合について語ったインタビュー映像も公開される。また、関連グッズ販売コーナーでは、名古屋会場から販売予定の新商品や名古屋限定商品も登場。本人来場のイベントも予定されている。

『画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~』は、2019年9月7日(土)~9月29日(日)まで、名古屋PARCO(名古屋市中区栄3-29-1)西館6階パルコギャラリーにて開催。営業時間は10:00~21:00(最終日は18:00まで)。入場料は一般1000円。
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