この展覧会は、徳川の歴代将軍の自筆の書画を通じて、江戸文化における将軍の果たした役割を紹介するものだ。
会場では、家康が書いた一行書をはじめ、参勤交代制度や外交の体制などを整える一方、文化の振興にも力を入れた家光、学問の奨励を重視した綱吉と吉宗、史書の編纂に力を入れた家斉ら、歴代徳川将軍の書画を展示。さらに、幕府御用絵師狩野派が描いた絵画作品、家斉に献上されたと推察される古代裂帳などが紹介される。
『天下泰平~将軍と新しい文化の創造~』は、2020年1月2日(木)~2月16日(日)まで、江戸東京博物館(墨田区横網1-4-1 JR「両国駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は9:30~17:30(土曜日は19:30まで)。休館日は1月6日(月)・27日(月)、2月3日(月)・10日(月)。観覧料は一般600円。
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