同番組は関東屈指の農業が盛んな街・群馬県高崎市を舞台に、畑で収穫した採れたての野菜や果物を一流シェフが即興でフルコースに仕立て、地元の方々に振る舞う、まさに“畑をそのまんまレストランにしてしまう”新感覚のグルメバラエティ。パンサー、シソンヌ、丸山桂里奈、久保史緒里(乃木坂46)が地元農家の元を訪れ、さまざまな食材を収穫する。
取材会にはテレビ東京の伊藤隆行プロデューサー、工藤里紗プロデューサー、博報堂ケトルの畑中翔太プロデューサーが登壇。番組ロケにも参加した相内優香アナウンサーとともに、番組の企画意図や見どころを語った。
もともと高崎市でのプロモーション活動を長年行ってきた畑中プロデューサーの提案によってスタートしたという同企画。畑中プロデューサーは企画が生まれた経緯を「(高崎産のものを使って)何か新しいことができないかなと思っていたところ、伊藤プロデューサーの『池の水ぜんぶ抜く』の発想をパクりました(笑)。テレ東さんでやりたいというつもりで企画しました」と語った。
工藤プロデューサーは「フルコースを作るっていうのが斬新だなと思いました」とコメントし、「テレビ東京の文化で育ってきた我々だと、こうした番組では地方色の強いご飯を作りがちなんですけれど、そこをすごくオシャレなフルコースにするというのが、テレビ東京以外の人が考える新鮮さで番組の魅力になっていると思います」と魅力をアピール。
番組ロケにも参加した高崎市出身の相内アナウンサーは「地元の人間でも知らない食材が多かった」と驚いたとコメントし、「そうした食材を使って作られたフルコースは、びっくりするくらい本当においしくて、地元を誇りに思いました」と笑顔に。ロケで印象に残ったことについて質問されると、「とにかくおいしかった! 高崎って最高だなと思いました」と答えた。
伊藤プロデューサーからは「ロケ当日の午前中は大雨で、『ヤバイっす!』みたいな感じでしたね。午後からは晴れたのでよかったですけれど、そのガチ感はテレビ東京ならではですね」と、撮影時のハプニングが明かされる場面も。
「トライアルという側面もありますが、高崎市だけでなく日本全国で同様の取り組みができれば望ましいと考えております」と、番組のレギュラー化についても言及した伊藤プロデューサー。工藤プロデューサーも「レギュラー化したいですね」とうなずき、「高崎をきっかけに全国に広めたいですね」と今後の展望を語った。