学びの場として人気の読書会 「感想を言い合うこと」の意義

学びの場として人気の読書会 「感想を言い合うこと」の意義
『ケトルVOL.55』は「はじめての本」特集
       
今や本好きの人に限らず、広く「学びの場」として人気な読書会。ひとりではなく「みんなで読む」ことで、どんなメリットがあるのでしょうか? 2006年に名古屋で誕生した「猫町倶楽部」は、年間のべ9000人が参加する日本最大の読書会コミュニティ。代表の山本多津也さんが行った工夫は、読書会の課題本に表れています。経営勉強会として始まったものの、ビジネス書は少なめで、メインは文学の古典や名著といった手軽には読めない本がほとんど。選書の基準は「脳が汗をかく本」としています。

「猫町倶楽部を始めた頃はビジネス書ブームでしたが、僕は当時から、そのうち文学が読書のど真ん中に来ると予感していました。これは『読書会のメリットとは何か』に関わることですが、いまはSNSに顕著なように、自分が見たいものしか見えない世界になっています。そういう中で自分の読書力を超えた本を定期的に読む機会を持つことで、自分を成長させていく。

それに文学は人によって全然違う読み方ができるじゃないですか。読書会の面白さは誤読も含め、『多様な意見に触れる』ことにあります。それが刺激になって世の中や人の見方が豊かになる。大げさに言えば、いまの世の中にはそういう場所が必要だと思っているんです」

出版業界では活字離れの影響で、「ビジネス書に比べ、文学は売れない」というイメージが広まっていますが、「もうすぐ潮目が変わると思います」と、山本さん。継続するコツとして、「課題本は主宰者が一人で決める」「同じジャンル、同じ作家の本ばかり読む会にしない」というポイントを挙げていますが、議論が白熱して、ケンカになったりしないのでしょうか?

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