【本部】本部町の平良武康町長は14日、同町役場で記者会見し、毎年多くの人でにぎわう八重岳桜まつりなどの新春イベントをPRした。
 「第47回もとぶ八重岳桜まつり」は「日本一早咲き」をキャッチフレーズに18日から八重岳桜の森公園で開かれる。
18、19両日には、町内小中学生の吹奏楽演奏会や上地流空手道連合会による演武など約20のイベントを予定。花見期間は2月2日まで。
 町観光協会によると、今年は約7千本が開花する見通しで、1月の終わりごろに満開を迎える。昨年は台風の直撃がなかったため狂い咲きがなく、一斉に開花する見込みという。
 平良町長は「足が悪い高齢者も車で来て、車窓から桜を眺めることができる」と来場を呼びかけた。町内の桜を撮影し応募するフォトコンテストも実施する。
 桜まつりの他、町内ではホエールウオッチングのツアーが始まっており、沖縄北部ホエールウォッチング協会がツアー参加を呼びかけている。同町の沖合で、繁殖中のザトウクジラが回遊する様子を観察できる。
 海洋博公園熱帯ドリームセンターでは18日からチューリップフェアが、2月1日からは沖縄国際洋蘭博覧会がスタートする。(北部報道部・比嘉海人)
 
(写図説明)もとぶ八重岳桜まつりをPRする本部町の平良武康町長(左から2人目)や町観光協会の當山清博会長(同4人目)ら。沖縄アイランドクルーの山本浩二代表取締役(左)からホエールウオッチングのPRもあった=14日、本部町役場
車窓からも楽しめる 沖縄・本部町の八重岳桜まつり、あす18日...の画像はこちら >>
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