第97回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、阪神甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、沖縄尚学とエナジックの出場が決まった。沖尚は2年ぶり8度目、エナジックは初出場。
県からの2校選出は、2010年の嘉手納と興南、14年の沖尚と美里工業以来で、11年ぶり3度目。

 
選抜高校野球大会への出場が決まり、喜ぶ沖尚の選手たち=24日、那覇市国場の同校(金城健太撮影)

 3度目の選抜制覇を目指す沖尚は、左腕の末吉良丞を中心に切れ目のない打線で4季ぶり6度目の九州大会優勝を果たして、選抜出場を確実にしていた。比嘉公也監督は「一つでも多く勝ち喜んでもらえるような結果を出せるように頑張りたい」と意気込んだ。

選抜高校野球大会への出場が決まり、ガッツポーズで喜ぶエナジックナインら=24日、名護市瀬嵩の同校(金城拓撮影)

 創部3年目で初めて甲子園出場を勝ち取ったエナジックは、エース左腕の久髙颯を軸に九州の強豪を破って準優勝の成績を残した。神谷嘉宗監督は「高校野球の概念を振り払い、観衆も見ていて楽しい野球ができたら」と抱負を語った。
 ほかには、昨年の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市にある日本航空石川が2年連続で選ばれた。離島の壱岐(長崎)が21世紀枠で、横浜清陵(神奈川)とともに選出。大阪は98年ぶりに選出校がなかった。(運動部・國吉楓乃)
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沖縄尚学とエナジックが選出 選抜高校野球大会 沖縄から2校出場は11年ぶり
選抜高校野球大会への出場が決まり、喜ぶ沖尚の選手たち=24日、那覇市国場の同校(金城健太撮影)">
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