16園のうち同市数久田にある滝の子保育園(金城亜由美園長)にも27日午前、25キロの雪がコンテナに積まれて到着し、0歳から5歳までの園児106人は真っ白な雪に大喜び。年長児18人は早速、園のテラスで雪合戦を始め「冷たーい」「逃げるな」などとはしゃいだ。雪だるまを作ったり、雪をかじったりする園児もいた。
20分もたつと、雪はシャーベット状になり、体がぬれた園児らは担任の足元に抱き付きながら乾かした。金城園長は「園の保育理念は、子ども一人一人の五感を育て生きる力を育むことなので、五感の中の『触』に役立つ。初めて触れる雪の冷たさを存分に感じさせたい」と感謝した。