(右から)里道昭美氏、松本哲治氏
里道氏は軍港移設や西海岸の埋め立てに反対し、市政刷新を訴える。松本氏は自身の「信任投票」と位置付け、市政継続を訴える。
両候補ともそれぞれ市内で出発式を開き、遊説へと繰り出した。
里道氏は同市西洲の西海岸で、背にした海を指さし「こんな宝物を米軍の基地のために何で差し出さないといけないのか。風通しの良い市政をつくる」などと訴えた。
松本氏は同市宮城の選挙事務所前で、軍港受け入れは那覇市や県全体の発展のための「苦渋の決断」と強調。「わくわくするような未来をつくっていこう」と呼びかけた。
1日現在の選挙人名簿登録者数は9万1668人(女性4万7885人、男性4万3783人)。
出発式で支持を訴える里道昭美氏=2日、浦添市西洲(金城健太撮影)
里道 昭美氏(さとみち・あけみ)1957年11月20日生まれ。長崎県出身。
出発式で支持を訴える松本哲治氏=2日、浦添市宮城(喜屋武綾菜撮影)
松本 哲治氏(まつもと・てつじ)1967年10月19日生まれ。浦添市宮城出身。カリフォルニア大学バークレー校修士課程修了。NPO法人代表理事を経て、2013年の市長選で初当選、現在3期目。(浦添市長選取材班)(右から)里道昭美氏、松本哲治氏">



