保存修復センターは同博物館に展示予定の文化財の修復作業に当たっている。
沖縄サントリー(那覇市)の吉野宏明社長は、発掘当時の状態を重視して保存しているとの職員の説明に「文化財を無理に修復し過ぎず、謎を残しておくのもストーリー性があり重要だ」と実感した様子。薬正堂(沖縄市)の宮里早香社長は「身近にある文化財を集め、いかに後世に残すかを考えさせられた」と話した。
大エジプト博物館は日本の資金協力を得て建設し、25年中に全面開業を予定する。
視察団はエジプト考古学博物館(カイロ)も訪問し、ツタンカーメン王の「黄金のマスク」などを見学した。