ターゲットは「リゾートに旅する大人」。紅型の繊細な模様を牛革に施し、高級感あふれるバッグや財布などの革製品に仕上げた。県外や海外への販売を見据え、沖縄らしいモチーフの模様を採用したという。
廃棄予定だった牛の皮に兵庫県姫路市の事業者が特殊加工し、紅型の色鮮やかな染め模様を出した。三浦敦子副理事長は「どの革でも染まるものではなく、姫路のタンナー(なめし職人)や京都レザーとタッグを組めたからこそできた取り組みだ」と話す。
今後はバッグ類のみならずサンダルやTシャツなども製作し、ラインアップを15~20点に広げる。
25日から3月3日までデパートリウボウ(那覇市)5階の特設サロンで受注会を実施予定だ。(政経部・大川藍)