コンテストは、地元食材の魅力発信と食育を目的に同村商工会が毎年実施し、今回で3回目。最優秀賞を受賞した料理は、沖縄の定番タコライスに島ダコを加えた一品。和牛ひき肉のミートソースと揚げたタコが絶妙に絡み合い、新たな食感と味わいを生み出していると評価された。
発案したハイアットリージェンシー瀬良垣の吉田稔副料理長は「下ごしらえで念入りに臭みを取り除き、柔らかく仕上げた。県民の皆さんに、新しい沖縄の味として受け入れてほしい」と期待を寄せた。
審査に参加した同校2年の幸地克樹さんは「おでん風味に仕上げた品が良かった。温かいだしがおいしかった」と笑顔。知花心澄さんは「どれもおいしかったけど、私が一番好きだったのはタコとポテトのガリシア風でした」と話した。(北部報道部・下地広也)
