元学校事務職員の知念栄子さん(81)=豊見城市=が7万本分のつまようじを購入し、2月に辺野古ゲート前であった県民大行動で参加者に見せたのがきっかけ。参加者から「ケースに入れたままではなく、実際に立ててみた方がリアリティーが湧く」との助言を受け、同月25日に八重瀬町新城の県教職員組合島尻支部でスタートした。3月4日は11人が集まり、この日までに計2万本を立てた。
日本復帰闘争にも参加した知念さんは「くいの数をもので表現すると、工事の規模や費やされる月日が想像できる。反対の民意を訴え続けたい」と語った。
メンバーは一緒につまようじを立てる仲間を募っている。(南部報道部・国吉聡志)