人事ではそのほか、社長の玉城智司氏(61)が代表権のない副会長に就任した。新取締役には執行役員の當眞梓氏(48)、新執行役員にはチーフマネージャーの比嘉秀次氏(43)と髙森恵利子氏(53)がそれぞれ昇任した。常務の下地政秀氏は退任した。
親泊氏は那覇市出身。JALで客室乗務員として勤務し、2016年に客室乗員室長。21年から2年間かりゆしに出向し、人材育成を担当した。ホテルの歴史や哲学を教育する「HRM人財開発部」を立ち上げ、サービスマニュアルを同社として初めて作成するなど意識改革に取り組んだ。24年に定年退職し、かりゆしへ入社した。
平良朝敬会長は「歴史あるホテルとしてナンバーワンのサービスを提供するため、客室乗務員の経験と女性のきめ細かさを生かしてほしい」と期待した。
(政経部・大川藍)