沖縄県副知事に琉大名誉教授の大城肇氏が就任 「知事を先頭に県政の課題解決に努めたい」
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　琉球大学名誉教授の大城肇氏（７３）が１１日午前、沖縄県の副知事に就任した。玉城デニー知事が辞令を交付した。
１０日に退任した照屋義実氏（７７）の後任。
　大城氏は辞令を受けた後、記者団の取材に応じ「知事を先頭に県政の課題解決に努めたい。市町村や経済界、その他の関係団体を訪問して課題を拾い上げ、スピード感を持って取り組んでいきたい」などと抱負を述べた。

玉城デニー知事（右）から辞令を受ける大城肇氏＝１１日午前、県庁

　玉城知事は辞令交付式で 「主に企画部、農林水産部、商工労働部などでこれまでの豊富な知識と経験を存分に発揮していただき、県行政の発展にご尽力賜りますようお願いいたします」とあいさつした。
　大城氏は１９５１年、竹富町の鳩間島生まれ。琉大卒、広島大学大学院経済学研究科修了。８９年琉大法文学部助教授。副学長などを歴任し、２０１３年から学長を務めた。経済や島しょ研究が専門。
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