【宮古島】宮古島市の「島の駅みやこ」で14日、化粧箱に入った贈答用の宮古島産アーウィンマンゴーの販売が始まった。同市上野宮国の博愛農園(宮国邦夫代表)が毎年、「早出し」として出荷しているもので、21個が9箱に収められ、店頭に並んだ。

 初出荷は昨年より1カ月遅れた。島の駅でマンゴーを担当する塩川竜也さんによると、花が咲く時期に寒く、十分受粉ができなかったため今年は不作が予想される。「より多く農家に納品してもらい、島の駅としてもサービスに力を入れていきたい」と話している。
 島の駅が契約する農家は95戸。今年のアーウィンマンゴーは6月中旬から他の農家も出荷を始め、7月中旬から下旬にピークを迎える見込みだ。(宮古支局・當山学)
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