【石垣】石垣市内の民家でこのほど「幸福の木」と呼ばれ、5~10年に1度しか開花しない「ドラセナマッサンゲアナ」が白い花を咲かせた。
 住人の男性によると、約20年前に園芸店から購入。
鉢植えから庭に植え替えた。現在は2メートルを超える高さまで育ち、4月下旬には葉の間から花茎が幾つも伸びていることに気付いたという。
 開花は5月3日夕方から始まり、球状の茶色いつぼみから直径約1センチの白い花が次々と開いた。花は翌朝まで咲くが、開花のピークとなる夜間に強い香りを放っていた。
 ドラセナマッサンゲアナは熱帯のアジアやアフリカ原産のリュウゼツラン科の常緑中低木。観葉植物として人気がある。(南風原英和通信員)
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