コメ価格の高騰を受けて、イオン琉球(南風原町、鯉渕豊太郎社長)は6日から、米カリフォルニア産のカルローズ米を100%使用した新商品「かろやか」を販売する。コンビニ大手3社も2021年産の政府備蓄米を県内店舗でも取り扱う予定で、消費者の選択肢が広がりそうだ。
販売時期は未定。
 イオン琉球の「かろやか」は4キロ2680円(税抜き)。残留農薬検査など日本の食品衛生法基準を満たしている。
 同社はほかにも、単一銘柄米を5キロ4500円以上、ブレンド米を5キロ3680円で販売している。備蓄米はイオングループとして22年産米2万トンのほか、イオン琉球として21年産米1千トンが確定した。
 サンエーは備蓄米の22年産米2300トンを調達し、5キロ2千円前後で販売予定。金秀商事が加盟するシジシージャパンは備蓄米22年産米5千トン契約した。両担当者とも「販売時期は未定」としている。
 ファミリーマートやローソン、セブンイレブンの県内コンビニ3社も「取り扱う予定だが、販売時期は未定」とそれぞれ回答した。(政経部・山田優介)
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