(資料写真)那覇地方裁判所の法廷
友人は事件前日の夜から当日早朝にかけて沖縄市内で女性と飲食を共にしていた。帰宅後、女性から「知らない人からレイプされた」「警察沙汰になっている」とのメッセージを受信し、電話すると泣きじゃくっていたという。
事件当日、警察署で事情聴取を受け帰宅した女性と対面した友人は、女性の目が真っ赤で腕にあざがあったと証言。女性の母親も一緒で「母親を見て彼女は大泣きしていた」と述べた。友人は女性が事件直後、被告と同じ黒人男性を街中で見かけると体を硬直させたとも証言。被告が逮捕されたと聞くと、安心した様子だったと話した。
また、弁護側の証人請求で女性の交際相手の男性の尋問も行われた。女性と同居していた男性は、事件発生時、現場となった自宅で熟睡し物音に気付かなかったという。「深く眠っていたので状況を知らず(女性を)助けることができなかった」と述べた。事件を知ったのは女性が110番通報し、警察が駆け付ける間際だったという。(社会部・城間陽介)(資料写真)那覇地方裁判所の法廷">