沖縄地方が梅雨明け　2015年と並び過去最速　沖縄気象台が発表　17日間は過去2番目の短さ…その要因は
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　沖縄気象台は８日午前１１時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より１３日、昨年より１２日早く、１９５１年の統計開始以降、２０１５年と並んで最も早い梅雨明けとなった。
梅雨の期間は１７日間で、１９６３年の１１日間に次いで、過去２番目に短い。

梅雨明けの空の下、練習試合前にダッシュでウオーミングアップする宜野座高校ナイン＝８日午前、沖縄セルラースタジアム那覇
空が広がり強い日差しが照りつけるなか、日傘を差して歩く人たち＝８日午前、那覇市・パレットくもじ前
梅雨明けの空の下、練習試合をする宜野座高校ナイン＝８日午前、沖縄セルラースタジアム那覇

　沖縄気象台は梅雨明けが２０１５年と並んで最も早くなった要因について、上空の偏西風が平年より北に偏って流れ、梅雨前線が本州付近に北上したことが影響したという。
　短期間の梅雨となったことについては、平年なら梅雨の期間となる５月１３日から同１８日ごろに沖縄地方で晴れの日が続いたため、梅雨入りが遅くなったことを挙げた。「本州付近で偏西風が蛇行したことで日本の南東海上の高気圧が強まった。それにより沖縄付近が高気圧に覆われて晴れが続き、梅雨入りが遅れた」と説明した。
　沖縄地方は１１日ごろまで晴れが続き、１２日ごろからは曇りや雨となる見込み。

青空の下、道の駅かでなの展望デッキを訪れる人たち＝８日午前９時13分、嘉手納町（小宮健撮影）
青空の下、道の駅かでなの展望デッキを訪れる人たち＝８日午前９時13分、嘉手納町（小宮健撮影）
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