昨年5月、沖縄本島中部で面識のない20代の日本人女性と性交しようと背後から首を絞め、両眼出血などのけがをさせたとして不同意性交致傷罪に問われた在沖米海兵隊上等兵の男(22)の裁判員裁判論告公判が9日午前、那覇地裁(小畑和彦裁判長)があり、検察側は懲役10年を求刑した。
 検察側は、被害女性の証言は具体的で信用できる一方、被告の供述は「場当たり的で一貫性がない」と指摘。
性交目的の頸部(けいぶ)圧迫は「被害者の生命を奪いかねない危険なもの」で、「性的欲求を満たすための自己中心的犯行で酌量の余地はない」と述べた。
米兵の被告に懲役10年を求刑 不同意性交致傷罪で 検察「被害...の画像はこちら >>
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