沖縄気象台は8日午前11時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より13日、昨年より12日早く、1951年の統計開始以降、2015年と並び最も早い。
梅雨の期間は17日間で、1963年の11日間に次いで、過去2番目に短かった。
 県内11ダムの貯水率は9日午前0時時点で91・9%で、平年値(82・4%)より高い。
 9日は西表島(竹富町上原)で33・3度、伊是名村では33・0度を観測。県内25の観測地点のうち9地点で今年最高を記録した。糸満市の嘉手志川では、青空の下、水遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られた。
 気象台は今年の梅雨が短かった要因について、上空の偏西風が平年より北に偏って流れ、梅雨前線が本州付近に北上したことが影響したと説明した。(社会部・末吉未空、滝口信之)
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西表島33.3度、伊是名村で33.0度を観測 梅雨明けの沖縄、県内11ダムの貯水率は91.9%
梅雨明けの空の下、水遊びを楽しむ子どもたち=9日午前、糸満市大里・嘉手志川(宮城貴浩撮影)
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