台風1号が発生　6月以降の発生は9年ぶり　時速15キロで西北西へ
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　気象庁によると１１日午前９時、南シナ海の熱帯低気圧が台風１号に変わった。１号の発生が６月以降になるのは２０１６年以来９年ぶり。

　台風は１時間に約１５キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は９９４ヘクトパスカル、最大風速は１８メートル、最大瞬間風速は２５メートルで中心の南西側４４０キロ以内と北東側３３０キロ以内では風速１５メートル以上の強い風が吹いている。
　２４時間後の１２日午前９時には、中心の気圧９９０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２３メートル、最大瞬間風速は３５メートルと予想される。
　沖縄気象台によると、台風1号は西寄りに進んだ後、北東に向きを変えて中国大陸に向かうため、「沖縄県内への直接的な影響はない」としている。

11日午前9時現在の台風1号の進路予想図（気象庁のウェブサイトから）
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