[胃心地いいね](832)ぶながや食堂 大宜味村根路銘1373
 地元の人にも観光客にも愛される、本当にうまい一杯を-。
 見晴らしの良い海岸沿いにある大宜味村根路銘の村農村活性化センター内に店を構える「ぶながや食堂」。
1番人気の「アグー豚骨そば」(普通・750円)は、8時間かけて作るアグーからだしを取った豚骨スープにコシのある生麺が良く絡む。自家製の「シークヮーサー胡椒(こしょう)」を加えると爽やかなスープに変身。1度で2度感動する一品だ。
 そばメニューは、おなじみの「ソーキそば」(普通・950円)から、海ぶどうがのった「冷やし沖縄そば」(普通・800円)まで幅広く、ほぼ全てに隠し味としてシークヮーサーが入っている。できる限り大宜味村産の食材を使用し、地産地消に取り組む。
 「アグー豚骨そば」を追う人気は「ぶながや味噌(みそ)そば」(普通・880円)。自家製みその香ばしさを感じるスープが特徴で、モヤシやキャベツ、豚肉などの野菜炒めが麺を覆い、食べ応えも抜群。
 そばに合うようあっさり仕上げた具だくさんの「じゅーしーご飯」がサイドメニューとして付けられる。
 オーナーの中西康展さんが大切にするのは、お客さんの声に耳を傾けること。飲み干す人が多い自慢のスープも「豚骨ベースの沖縄そばが食べてみたい」という声から生まれた。リクエストに応じてスープの濃さや麺の固さを調整するなど、お客さんにとってベストな状態での提供を心がける。
 今後もさらに多彩なメニュー展開を考案中。
「せっかく足を運んでくれるのだから、ここのそばを食べに来て良かったと思ってもらいたい」と中西さん。珠玉の一杯作りに力を入れる。(北部報道部・大庭紗英)
 【お店データ】営業時間は午前11時~午後3時。駐車場あり。詳細はインスタグラムから。
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2度感動する沖縄そば 8時間かけて作るアグー豚骨スープに絡む麺 シークヮーサー胡椒で爽やか味変
自慢の沖縄そばメニューを示すオーナーの中西康展さん=5月28日、大宜味村根路銘の「ぶながや食堂」
2度感動する沖縄そば 8時間かけて作るアグー豚骨スープに絡む麺 シークヮーサー胡椒で爽やか味変
ぶながや食堂
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