47都道府県で最後、待ちに待った政府備蓄米の店頭販売が、沖縄でとうとう始まった今週。来週19日には、サンエー各店でも販売がスタート。
6月下旬には、ローソンやファミリーマートの各店、ユニオンなどでも販売が始まる見通しで、少しずつ備蓄米が希望者に行き渡りそうです。

 総務省が公表している最新の小売物価統計調査(4月)によると、那覇市のコシヒカリ以外のコメの価格(5キロ1袋)は5189円。ちょうど1年前の4月(2678円)から約2倍の価格に高騰しています。
 それが、政府備蓄米、例えば2022年度産の「古古米」なら2139円に。その安さに加え、普通のコメと味が違うのか一度は食べてみたいと買いに走った人も多かったのでは。糸満市・タウンプラザかねひでいちゅまん市場店では、一時120人以上が列をなしたといいます。熱中症対策は言わずもがな、長時間並んだ人からは椅子や飲み物、食べ物を持ってくるべきだったとの声も出ていました。

長時間、行列に並び、コメを受け取る人たち=13日午後3時過ぎ、糸満市のタウンプラザかねひでいちゅまん市場店(西口優子撮影)

■個性豊か~な那覇市議選立候補予定者
 備蓄米の「随意契約」による放出という大転換に踏み切ったのは、5月に農林水産相に就任した小泉進次郎氏の決断だったといわれます。これだけ多くの人が備蓄米を買い求めて列をなす状況を目にすると、政治や政治家の判断が、私たち一人一人の暮らしに直結しているということを改めて実感します。
 そういう意味では、7月20日投開票の那覇市議選にも大注目! 定数40人に対して62人が立候補の意向を示しています。

那覇市議選 与野党の内訳

 立候補予定者のプロフィルだけ見ても、インフルエンサーやアナウンサーなど、さまざまな職業の方々がいて個性も豊か。それぞれの政策を深く知るのが楽しみです。


 沖縄タイムスでは、投開票当日までに、参院選と合わせて、政治を身近に感じることのできるよう、さまざまな企画を準備中です。ご期待ください。
■マリンレジャーを楽しむなら必読!
 沖縄は梅雨明けし、いよいよ夏本番を迎えます。マリンレジャーを楽しみにしている人も多いかと思いますが、注意したいのは水難事故。中でも、泳ぎに自信がある人でも陥る可能性のある「水泳誘発性肺水腫」を知っていますか?

 溺れていないのに体調を崩し、死亡例もあるという、怖いものです。記事では、水泳誘発性肺水腫のリスク要因を詳しく解説しています。ダイビングやシュノーケリングを計画している方はぜひ一読を。
■沖縄に本社のこだわり、成長の秘訣は
 受注先の8割が県外にもかかわらず、なぜ沖縄にこだわって本社を置き続けるのか―。地方都市では珍しいサイバーセキュリティーに特化したIT企業「セキュアイノベーション」(那覇市)は、那覇市に本社を構えて設立10年になるといいます。

 「先手を打てば沖縄で成功できる」。同社の栗田智明社長の一言に隠された思いとは。社長1人が社員だった設立当時から、100人を超える企業に成長させた秘訣にぜひ、記事で触れてみてください。

 まだ6月なのに、晴天続きで、暑いけれど気分は晴れやか。週末の天気予報は、気象予報士・崎濱綾子さんによるコラムをぜひチェックしてください!今週のデジ編チョイスはデジタル編集部の篠原知恵がお届けしました。
沖縄でコメ5kg5189円→「古古米」なら半額以下2139円...の画像はこちら >>
沖縄でコメ5kg5189円→「古古米」なら半額以下2139円 備蓄米「空白県」でやっと販売始まる【タイムス+プラスから6月7日~13日】
長時間、行列に並び、コメを受け取る人たち=13日午後3時過ぎ、糸満市のタウンプラザかねひでいちゅまん市場店(西口優子撮影)">
沖縄でコメ5kg5189円→「古古米」なら半額以下2139円 備蓄米「空白県」でやっと販売始まる【タイムス+プラスから6月7日~13日】
那覇市議選 与野党の内訳">
編集部おすすめ
沖縄タイムスプラスの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース