サンエー(沖縄県宜野湾市)は19日午前、2022年産備蓄米「穂の舞」(1袋5キロ、2138円)の販売を沖縄本島のほか、宮古島、石垣島を含む県内全67店舗で始めた。このうち、510袋を準備したサンエーの浦添西海岸パルコシティでは、10分前倒し、午前8時50分から販売を開始。
約1時間10分後の午前10時2分に完売した。開店前から60人以上の人が並んでいた。サンエーではあす20日以降も1家族1点限りで政府備蓄米を販売する。

備蓄米を店員から受け取る買い物客=19日、サンエー浦添西海岸パルコシティ(喜屋武綾菜撮影)

 19日、パルコシティで最後の1袋を手にした山城晃子さん(54)は、駆け足で備蓄米売り場へと向かった。社会人の娘に弁当を持たせているので1カ月で5キロ消費するという。「米が高くなっているので、パンやパスタを食べてしのいでいた。家にあるお米も底をつき始めていたので、やっと手に入れることができてよかった」と喜んだ。(西口優子)
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