沖縄県石垣市の議案改ざん問題などを巡り、市議会で不信任決議が可決された中山義隆市長は24日、自動失職することを決めたと発表した。6月定例会閉会後、報道陣に明らかにした。
中山氏は29日午前0時に失職する。
 中山氏は「昨日決断した。市長としての議会対応が終了したので本日発表した」と述べた。
 今夏に予定されている市長選への立候補は「後援会や関係者と協議中」と答えた。自動失職を選択した理由に関しては「仮に辞職した場合は来年2月に再度選挙をしないといけない。選挙費用約2200万円を負担するのは税金の無駄遣いになる。2度も選挙しないようにしたい」と述べた。
 市選管によると、市長選は50日以内の8月17日までに施行される。中山氏の現在の任期は来年3月までだが、自動失職後の市長選で当選すれば任期は4年となる。
石垣市の中山義隆市長、29日に自動失職へ 報道陣に発表 議案...の画像はこちら >>
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