[参院選 2025.7.20]
 7月20日投開票の参院選公示まで1週間となった。通常国会が6月22日に閉幕し、沖縄選挙区の立候補予定者のもとに連携する国会議員が続々と応援に入り、マイクを握り、支持を呼びかけている。
 (参院選取材班)
 自民公認、公明推薦の奥間亮氏(38)は、地域や企業へのあいさつ回りを展開。「まさに分刻みのスケジュール」(関係者)で、支持層固めに力を入れる。

 

 24日に読谷村で開かれた支部決起大会には宮崎政久衆院議員も出席。備蓄米の流通加速やトランプ関税対応など政府与党の実績を強調し、「逃げることなく結果を出す」とアピールした。宮崎氏は衆院沖縄2区を中心に応援演説を展開予定で、国会が終わり「選挙応援一色だ」と語った。
 「オール沖縄」勢力が推す高良沙哉氏(46)は野党国会議員がともに街頭でマイクを握り、支持固めに万全を期す。東京事務所で働く議員秘書も応援に入るなど選挙態勢を整える。
 伊波洋一参院議員は21日、宜野湾支部総決起大会で「国会議員全員がフルタイムで応援したい」と強調。新垣邦男衆院議員も、野党7党提出のガソリン税の暫定税率廃止法案が衆院本会議で可決されたとし「参議院でも与党過半数割れにしよう」と訴えた。
 参政公認の和田知久氏(65)。代表の神谷宗幣参院議員が和田氏と並び支持を呼びかけるなど、てこ入れする。23日の沖縄全戦没者追悼式後に県庁前で行った演説では「自民の票も食うが『オール沖縄』の票も食う」と強調。
無党派層の取り込みと奥間・高良両支持層の切り崩しを狙う。
比例に4氏が立候補予定 参院選の沖縄県関係
 7月3日公示、20日投開票の参院選比例代表には県関係4人が立候補を予定する。自民から現職の比嘉奈津美氏(66)のほか、いずれも新人で日本維新の会から赤嶺昇氏(58)、社民から山城博治氏(72)、地域政党「再生の道」から宜保晴毅氏(57)がそれぞれ立候補を表明している。

 
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国会議員ら、沖縄選挙区へ応援続々 参院選公示まで1週間 共に熱弁、支持固めに力
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